バイオレット・イリス・白檀のコンビネーション。しとやかな女性のイメージ。
a110 『すみれ』。スミレ。Sumire。バイオレット
案外タフな草花、スミレ
スミレは春に紫色の花を咲かせる花。世界中で愛される野草です。自生種の種類が多い上に園芸用に交配された品種も無数にあり世界中で輸出され輸入され、そして比較的簡単に現地に帰化するためそのルーツを追うことは容易ではありません。
手のひらの中に収まるくらいの小さな野草ですが品種の多さと分布地域の広大さを考えると、案外タフな植物です。タフな割に可憐なイメージが付きまとうところがスミレの可愛さ・おかしさかもしれません。
パウダリックなフローラルノート
F4香水シリーズ「すみれ」は、そんな可愛くもタフなスミレをテーマにした香水です。バイオレット、イリス、白檀のコンビネーションで和的な印象も加味しました。パウダリックなフローラルノートです。
開発背景と内容
派手で華美でないけど、地面にしっかり根を下ろしてじっと春を待つスミレの可憐さには心動かされます。この可愛くもタフな草花スミレに心を寄せて制作した香りです。
イメージは気品、落ち着き、力強さ。冬、外出時にコートの下に一吹きすれば、寒さの中で白檀の香りが温かく包んでくれます。春を待つ気持ちを込めて調香しました。
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