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菊(キク)

武蔵野ワークス(香水工場)

フローラルノートとアニス・フェンネル・ローズマリーのハーバルノートで。

a405 『菊』(きく)。キク。Kiku。

菊とは?

高貴なイメージを醸し出すキク。日本の秋を象徴する花。もともと中国から伝えられたとされますが、いつしか日本を象徴する花の一つに見なされるようになりました。姿形の高貴さ・可憐さとともに独特の芳香が印象的です。日本的な懐かしさを感じさせる花です。

薬草やハーブを思わせるナチュラルなグリーンノート

F4香水シリーズ「菊」はキクをテーマにした香水です。香りの特徴は、薬草やハーブを思わせるナチュラルなグリーンノートにプラスしてパウダリックなフローラルノートが感じられます。

この香調をアロマイズ・エストラゴン・ローズマリーなどのハーバルノートとローズ・ミュゲなどのフローラルノートのブレンドで調香しました。パウダリーなフリージアとヘリオトロープは隠し味として。菊の味わいのある渋みはプチグレンで表現しました。やや薬草のようなクセのある香りが、隠れたファンの好感を誘うようです。

開発背景と内容

梅や桜など日本的な花は武蔵野ワークスのとっても大切なテーマですが、有名であるがゆえに世界的に他のブランドさんや香水メーカーさんに好んで取り上げられます。武蔵野ワークスでは、香水としてあまりポピュラーでない花も取り上げたいと考えています。F4香水シリーズ「菊」や「ういきょう」はそんな香りの一つです。

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