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牡丹(ボタン)

武蔵野ワークス(香水工場)

ローズ・ジャスミン・レモン・マンダリン・丁字・墨で上品に豪華に。ややスパイシー。

k403,『牡丹』(ぼたん)。ボタン。Botan。

ボタンとは?

ボタンは中国を原産地とし中国を代表する花。ボタンは中国で伝統的に「花の王」として愛されてきました。清代以降、ボタンは中国の国花であり続けましたが、中華民国政府によってウメが国花に定められたこともあり現在に至り正式な国花は未だ定められていません。ボタンの姿は穏やかで優雅です。そこに中国の悠久の歴史を重ね、中国繁栄の象徴を感じる人々が多いようです。

日本のボタンは中国からもたらされました。そして、日本でもその豪華で優雅な美しさは絶賛され、すっかり日本の花として人々に愛されています。薄くみずみずしく巻き込む大輪の花びらは幾重にも重なり大人の優雅さが漂よいます。

香りの特徴:アジアン・テイストなフローラル

F4香水シリーズ「牡丹」は、このボタンのイメージをテーマとした香水です。ローズ、ジャスミン、レモン、マンダリンを合わせ、深く上品に調香しました。丁字(クローブ)、茴香(ウイキョウ)、墨がアジア的なテイストを感じさせます。ラストノートでは白檀、パチュリ、オークモスの香りが静かに訪れます。悠久な時間をお楽しみ下さい。

開発背景と内容

ボタンは、中国を象徴する花であり、また日本的な花であるところがウメと事情が似ています。ボタンの花に香りが薄いため香り自体の追求より、大輪の優雅さや和的でインターナショナルな雰囲気を求めました。

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