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サイレンス、ホワイトフリージア、木蓮、芍薬、ポロヌプリ
Date: Sat, 10 Jul 2021

●投書:
香水は「周囲にアピールしたい!」というよりは、単純に自分が好きな香りを纏いたいからという目的で使用しています。武蔵野ワークスさんの作品は確かに他社と比べてパワフルさは無いですが、時間が経っても香りが消えるわけではなく、かすかに存在を感じさせるような奥ゆかしさが好きです。

【サイレンス】
ずーっとヒノキの香りですが、トップのかすかにシトラス系の苦みがあるような乾いた香りから、上品なお香のようなしっとりとした雰囲気に変化します。この香りが似合うオトナになりたいと思わせる素敵な香水です。

【ホワイトフリージア】
本物のフリージアには似ていませんが、生花のリアルな青臭さが感じられ大好きな作品のひとつです。瑞々しくやわらかいシトラスのなかにフローラルが見え隠れします。爽やかさと同時に、どこか切なさも感じさせる香りです。
フリージアよりも、家の庭に咲いている沈丁花に近いと思いました。

【木蓮】
レモンティー…?というよりはショウガのような鋭い爽やかな香りを感じました。清廉ですっきりとした香りなのでキリッとしたいときにつけています。

【芍薬】
ローズのなかにハチミツを思わせるねっとりさがあります。どっしりとした重さのある華やかな香りです。

【ポロヌプリ】
世の中にあるラベンダー系は「おばあちゃん家の玄関」みたいな俗っぽい香りなので避けていたのですが、ポロヌプリはウッディーとのバランスが良く、上品で嫌味のない香りです。確かに森林を思わせる、きりりとした清涼感と落ち着きがあります。少しハーバルさもあるので、アロマ系が好きな人にはたまらない香りではないでしょうか。

武蔵野ワークスさんは実在するお花の再現度も素晴らしいですが、概念やイメージを元にした作品も好きです。他の作品も順番に購入してみたいと思います。

●ハンドル:
Al



(国分) 「木蓮」は「ショウガのような鋭い爽やかな香り」ですか? 刺激的な香りに感じられたんですね



(2021-07-12)
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