香水Bizブログ

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香水創りのブログ

「ヘルシンキ空港」ラベル、アンケート結果
新作香水 "HEL" ラベル案の投票にご協力いただき、ありがとうございました! (2019/03/08)


ラベル案
( 赤丸が人気だったデザイン案 )


アンケートのご協力、感謝!



アンケートは「No.1~No.6まで、どれがお好き?」というもの

数十人の方からレスポンスいただきました。

一押しを返事いただく方もあれば、数個を押していただける方も。

人気の傾向として、

(1番人気) No.3 森物語風
(2番人気) No.6 荷物の付けるタグ風(ラゲージタグ)
(3番人気) No.1 空港のピクトグラム

(※ No.4 年輪風は、人気こそ高くありませんでしたが、含蓄あるコメントが多かった・・)


また、ちょっとしたコメントも参考になりました。

すべてをご紹介すると長くなりますので、3、4の件のコメントをご紹介します:


ちょっとしたコメントも大きなヒント



☆ TWITTER ☆

・香りの雰囲気&自分の好みはダントツで3番!
 空港っぽさを前面に出すなら6番が面白いです??

・ラゲージタグ可愛い!6に1票です。

・持ち歩くなら2と6かなと思います。

・私は「No.1 空港ピクトグラム風」が好きです!


☆ FACEBOOK ☆

・ラゲージタグ風!!

・私も第一印象で3番です??

・6が旅感あってヨイです。


一番人気は、森のラベルだったが・・



1番人気は No.3 森物語風 でした。色彩がきれいですし、物語が生まれそうな雰囲気が格調高い。

私のチョイスもこれでした。

しかし、社内ディスカッションでは、香水名「ヘルシンキ空港」の空港部分が、すっぽり失われ、タイトルからのズレが大きすぎるという意見強く断念。

結果的に、2番人気のラゲージタグ風の「6番」となりました。


"遊び心満載"のラゲージタグ風にて


旅心をそそる点が人気の理由でしょうか。

それに、大手さんだと、こんなラベルは出しにくいから当社向きかなとも感じます。

これをベースに最終デザインを練り直し、ラベル制作に入ります。

そうそう、バーコードには文字列(メッセージ)を入れようとしたのですが、実際にコードを制作すると細すぎる線が多くて、デザインが合わないことからイメージ画像になります。

バーコード・リーダーで読んでみてもムダですよ、念のため。



『HEL』というタイトル


最後に、タイトル「HEL」に対してご意見もいただきました。

HELは、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港 (Helsinki-Vantaa Airport) を意味する "IATA" (国際航空運送協会) の略式コードです。

ですので、成田空港「NRT」、関西空港「KIX」同様、世界の旅行業界、航空業界では普通に使用されます。

しかし、「hell」は (地獄) ですし、「hel」だけでも hell の意味として解釈可能だそうで、縁起が良くないというご意見でした。

(難しいところですね)

気にする人は多くないと思いますが、2013年、コペンハーゲンからヘルシンキに向かうフライトで

「13日の金曜日、HEL行きの666便! 不吉すぎるフライトが決行!!」とヨーロッパの SNS で大盛り上がりしたというニュースもありました。

Finnair Flight 666 travels to Helsinki on Friday the 13th

「666」はキリスト教では悪魔の象徴。「13日の金曜日に、悪魔の便で HEL(地獄)行きか?」・・いや~、確かに凄いわ!と思うと同時に、海外の人も、やっぱり気にするのか?と、素朴に驚きました。

ちなみに、この便は、不吉フライトとして大盛り上がりした割には、満席で、フライトも順調に終えたそうで。


・・「HEL」の表記問題、結局、社長のツルの一声で「気にする人がいるなら、HELはやめましょう」という結論になりました。

「Helsinki」という表記になります。

(2019-03-08)
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容器もかわいいベタガード
使い切ったベタガードの容器、どうしますか? (2019/03/05)

容器がわかいいベタガード
( 中身がなくなって、他のハンドクリームやコスメを入れて使ってくれる方がいます、感謝! )


他社のハンドクリームを入れて


「ご近所のママ友が、ベタガードの容器に他社製のハンドクリームを詰めて持ち歩いている」との情報が、スタッフから寄せられました。

私は膝を打って立ち上がった

それだ!

常々、あのかわいい容器が使い捨てられる現実が苦々しく、なんとか再利用できないかと心悩ましておりました。


アイデアはあるが


その解は、みまさまの予想どおり、"詰め替えパウチ" みなたな商品を出すこと。

しかし、このアイデアは、商品数を増やしオペレーションコストを増大させる。現状、持続厳しいビジネスモデル。

ある程度のボリューム、たとえば年間出荷本数が10万個もあれば可能です (現在のそれは、年間2万個)。

まだまだ先は遠く、"詰め替えパウチ" は経営上出せない。


小分け容器として復活


だから、他社さんの大容量クリームやワセリンなどの "小分け用容器" として使っていただけると、ありがたい。

(コスメの中身の移し替えは、その際、雑菌などの混入リスクがありますので、本当は、ボクらコスメメーカー側から推奨してはマズイことですが、環境的にもおススメしたいところ・・・)


(2019-03-05)
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AI が香水を作る日はすぐそこ
パフューマーは必要なくなる? (2019/03/05)

調香するAI
( 昔の映画『2001年宇宙の旅』では HAL9000 がノイローゼになって暴走する、"人間のようなAI" という設定が超リアルでシビレました、全体としては意味不明の映画でしたけどね )


AIが調香した香水の販売予定


以前投稿した 香水とAI で紹介したAIによる調香の続き。

「人工知能で香水」作るIBMの試み、ミレニアル世代がターゲット(Forbes Japan 2019/03/03)

新作香水を、人工知能( AI )で開発して、売り出そうという企画ですが、ブラジルのコスメ大手オ・ボチカリオ社から、今年販売が決定しました。


半年から4年を「あっという間」に


「調香AI」を開発したシムライズ社の調香師デヴィッド・アペル氏は、


これまでは1種類の香水を作り出すのに半年から4年かかっていた。それが、あっという間だ


いやー、すごいですね。

ただね、「1種類の香水を半年から4年」かけて作るという部分は、予算取りやフォーカルグループのテスティングなど、香水の商品開発は、調香そのものでなく調香周辺のプロセスがすごく多いので、膨大な時間がかかる(大手さんの場合は)。

この辺は AI も同じではないかなと、感じますけどね。だから、AI さんに調香いただいても、商品開発そのものは相当の時間がかかるはず。

パフューマーの調香の仕方は、ひらめきのような感じで一瞬でできる人もいるし、調合を間違えて偶然よい香りになるケースもあるので、人の調香もあっという間という点は、それほど、負けていない。

(音楽のアーティストは作曲する際、曲が天から降りてくるとよく言いますが、パフューマーも同じ人、多いようですよ)

だから、この部分よりも、次のフェーズに、私は凄みを感じてしまう。


人が思いつかない組み合わせ




(発売予定の香水は)ミレニアル世代を対象とした2種類。そのうちのひとつはミルクとバターをベースに、カルダモンとフェヌグリークを組み合わせたような香りだ。

「自分では思いもつかない原料の組み合わせだ」とアペルは言う。


囲碁や将棋で、AI 対 人の対局が、数年前、大いに話題だった。

(現在では、もはや AI に勝てる人類はいなくなり、話題性は急速に衰えている感)

あのときも、よくAIは「人間では思いもつかない手を使う」と評されていた。

人が思いつかない戦術を探し出す能力、調香も AI には勝てない日が近いかもしれない。


でも香水は人が買うので、人に愛されるかどうか


ところで、音楽の分野でも AI は相当の名曲を作り出し始めているが、おもしろいことに「これは AIが作曲したもの」と言うとヒットしない傾向があるそうだ。

やっぱ、悔しいからね。



(2019-03-05)
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転売されるだけ有名になったということか?
ブランド力がないと、Amazonやメルカリでは売れないからね (2019/03/03)

ショッピングの喜び
( ショッピングって楽しい! )


Amazonで当社 "ねりこ"が


最初は驚きました。

Amazonで、商品を見ておりましたら、な、なんと当社の練り香水が。

実は、この半年ほど事情により、Amazonさんでの練り香水販売は休止中。

なのに、Amazonで当社 "ねりこ" がでていて、びっくり。

しかも、当社価格830円が、2000円以上のお値段。

「う~・・・」

しばし、何が起きているかわりません。

(うちのスタッフが勝手に再開したのかな? それにしても、プライスは間違ってるだろ)

と思いながら、よくよく見ると他社様の販売!


事情はこうだ


それで、こう推測しています。

当社サイトにて、正規価格で購入され、Amazonマケプレにて、出品されているもの。

所有権が移動した製品を、購入者がどのように扱うか、それに口出しはできません。

しかし、逆に何かあった場合、お客様へのサポート問題もありますので、この転売問題は、現在、コスメ業界では大きな関心事、正確には、問題視するメーカーさんやブランドさんが多数派。

当社製品の転売は、メルカリでも発見しました。これはメルカリで販売されている!企業側の気持ちにてご紹介している通り。


ブランド力、付いてきた?


それにしても、「コスメの場合、知名度がある商品、ブランド力がある商品でないと転売は厳しい」が知られた事実。

逆に言えば、当社の製品が転売されているということは「知名度やブランド力が育ってきたのかな?」と、やや朗らかな気持ちになったりする。

ただ、Amazon "ねりこ" の場合は、当社ページとデザインが差が少ないので、当社の販売にようにも見える。

この点が、なかなか悩ましい。

お客様に誤解を与えがちなので、見え方がもう少し変わってくれればな・・・と願うばかりだ。



(2019-03-05)
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スノーミントの再開とお願い
長い期間お待ちいただいた方へ (2019/03/03)

嗅覚
( ナゾが多い嗅覚 )


3月1日、再開しました


昨年 6月から在庫切れを起こしていたスノーミントの販売が、再開されました。

製造が 8ヶ月も止まった原因は、原料の調達問題でした。

先月、問題の原料が入手でき、今月再開の運びとなりました。

祝!再開、という気持ちです。

(長らくおまたせしました)


買い貯めは、オススメしない


この原料問題は解決したわけでなく、一部の物資が、今回スポットで放出された模様で、今後も安定的に調達できるか不明です。

これは事実なんですが、ブログでは公表すべきではなかったかもと反省しています。

というのは、再度の在庫切れを心配して、多めの購入を考えられている方が多いような気配。実際、このようなご質問もいただきました。

ありがたいのですが、買い貯めはオススメしません。

私の主観ですが、同じものをいっぱい、かつ、長期に所有すると心理的に興味が失われるますし、長期間保管するよりもある程度フレッシュな状態で販売されている香水をおすすめしたい。

また原料問題は、改善の方向の向かっていると私は信じていますので。


サイレンス、ポロヌプリは3月20日、再開


スノーミントだけでなく、サイレンス、ポロヌプリの生産も再開できる運びとなりました。

この2品は、3月20日再開予定です。

残念ながら「練り香水・スノーミント」は、香水を優先するため、今回の生産計画には入れておりません。


処方変更はしていない


長期に休止していた製品を再開すると、たまに「香りが変わった」と言われる方がおられます。

これはブランドとしては信用・信頼を失う事態なので、非常に恐怖している状況です。

そのため、再開に当たり処方の変更は絶対に行いませんし、同じ製造方法にて再生産することを鉄則としています。

何らかの事情で、処方変更される場合は事前にアナウンスするようにしています。

しかし、それでも香りが変化したというお問い合わせは、たまに来ます。


香りが違って感じられるかも


たとえば、天然香料は、同じ香料でも産地やロットごと多少品質が変化しますので、そういう差はありますが、この種のお問い合わせの場合、おおむね「かなり変わった」「そのレベルではない」というご意見が圧倒的に多い。

処方が変更されてない旨ご説明をしても納得いただけることは少ないですね。

この奇怪な現象の原因は不明です。

私は、もしかしたら、これも "人の嗅覚の揺れ問題" と空想しています。

人の嗅覚は、すごく敏感で、本能に近いレベルで強固に記憶されますが、一方で、香りの記憶にズレや揺らぎも起きやすい。

また、ときには幻想や幻聴のように存在しない香りや別の香りに感じることも多い、ナゾ多い器官です。

とくに長期に休止していると、その間に期待感が膨らんで現実からのズレも生じやすくなるのではないか、と疑っています。

今回再開したスノーミントが全然違う香りになった!と感じられる場合は、おしらせください。


(2019-03-05)
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なぜミニボトルは減少傾向?
多いときは60種類あったミニボトル(1mL)、現在10種類まで減りました (2019/03/03)

ミニボトル
( ミニボトルの例。ピンクの箱は一般公開しなかった"ミニ専用箱" )


なぜミニボトル?


当社には店舗がない。以前、新宿の伊勢丹さんにお世話になっていた時期もありますが、現在は無店舗。

ご購入前に香りを試していただけないので、せめてもの "リスク対策" としてミニボトルを準備していました。

とはいえ有料ですので、より適切には "リスク軽減対策" と呼んだ方がいいかもしれません。

いきなりフルボトルをご購入いただき失敗した際のリスク軽減には役立つと信じています。


日常使用としてのミニボトル


ミニボトルの販売をはじめて、想定外だったことは、日常のご使用のために繰り返しご購入される方々の存在でした。

日本人は香水の使用回数が少ないだけでなく、一回に付ける量も少ない。

だから、ミニボトルでも案外楽しめます。

日本で販売されている市販香水のボトルサイズは、20mL~30mLが多いのですが、海外では、50mL~100mLが主流。

日本人の目から見ると、海外の方の香水のスプレー噴射は、文字通り「浴びる」ような感じでパワフル。

(余談ですが、スプレーのワンプッシュで放出される量も、海外製は日本製の2倍に設定しているブランドさんが多い)

当社のミニボトルなら、ノンスプレーで、スプレーのように飛び散らず、パルファムみたいに点で付けれられるというメリットが好まれていたようです。

日常使用としてのミニボトルは、想定外でしたが、当社としてはウエルカムです。


スプレーとの香りの違い


ミニボトルの最大の悩みは、スプレータイプとの香りの違いです。

中身は同じ香水(オードパルファム)を充填します。

しかし、スプレーで付けた時の香りとは違って感じられる人が非常に多い。

人の嗅覚は、とても不安定で、案外カンタンに感じ方に "揺れ" が発生します。だから、ミニボトルとフルボトルとで、違って感じられることって、ありうる現象なんです。

それでミニボトルで気入り、フルボトルを買って後悔というパターンも多少発生しています。

これは当社には痛手です。

中には、「わざとグレードの良いものをミニボトルに詰めて、フルボトルに誘導して金儲けをしている」と断言する人も過去にはいました。

グレードが違うものをフルボトルとミニボトルで分けて製造?・・絶対にありません。なぜなら、なんのメリットもありませんから。


中身は同じ


香水は、典型的なブランド型ビジネス、信頼と信用が重要です。目先のわずかな利益のためにウソをつくなどは意味がないことです。

それに、ボトルサイズごと違う中身を充填するなど、製造管理コストの観点からもメリットがない。

しかし、香りを違って感じるお客様がそれなりに存在することは事実で、これが当社にとっては難しい状況でした。


ミニボトル減少とお客様の動向


ミニボトルの種類減少で、新規のお客様も減少すると予想していましたが、実際、若干の減少傾向でしょうか。

ビジネス的には、新規獲得という点でミニボトルの種類減少はマイナスです。

既存のお客様から種類減少に対するクレームなどはありませんが、「残念」「復活して」といった嘆きのお声は何件かいただいております。

ありがたくもあり、申し訳なくもあり、どう返事差し上げるか悩みます。

一方、ミニとフルで香りが違うというお客様は減少しました。この点はハッピーです。

あと副次的なメリットですが、通販には、どうしても悪意やある種の意図があってお買い物される方がおられます。

そして、「誠意を見せろ」など常識的ではない要求やクレームをされる方もおられますが、ミニボトルの減少とともにその種のトラブルは減少しました。

原因はよくわかりません。

ミニボトルの種類減少は、メリット・デメリットがあるわけで、お客様の利便性と当社の実情の間のバランスを見ながら、今後の種類を調整していきたいと思います。

ミニボトル(1mL)

(2019-03-04)
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