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5月の贈り物

武蔵野ワークス(香水工場)


5月限定リリース。お母さんに感謝を込めて。

z605,『5月の贈り物』(おくりもの)。EAU DE MAY。

香りのテーマ

2012年版『5月の贈り物』は5月1日リリースです。

吉野山(よしのやま)は、奈良県の中央部に位置する中規模山岳地帯の山々の総称です。

・重厚な歴史
奈良・京都に近いことから古来より政権を争う勢力の活動拠点になりやすく、南北朝時代には朝廷が開かれました。山深い山岳地帯にありながら歴史上の大舞台となり喧噪が繰り返されてきた山々です。

・敬虔な山岳信仰
吉野山は、重厚な歴史を重ねただけでなく、現在でも多くの信仰を集める山岳信仰の聖地です。尾根続きに存在する多数の寺院と山道は人々の心に敬虔な気持ちを呼び覚まします。

・桜と花の名所
吉野山は平安時代より桜の植樹が進めらている桜の名所です。桜は山腹から山頂へと続き、開花も少しずつずれながら咲きます。シーズンには桜の花でピンク色一色に山肌が染まる様子は見る人を虜にします。また桜だけでなく様々な花の名所になっています。

・有数の吉野ヒノキ・吉野スギ
吉野山の周辺は、吉野ヒノキ・吉野スギの有数の産地です。この地域は「循環型植林」が世界で最も早く(記録が残るだけでも室町時代)行われた地域であり、最高品質の銘木が古来より産出されてきました。これらの銘木が奈良・京都の巨大建造物の建材となり、それらは世界最古・最高峰の木造建築物遺産として現在にその姿をとどめています。

・人類の遺産
歴史・信仰・行楽の魅力に満ちた吉野山は現在でも大阪・京都の大都市圏からの観光客・参拝客・花見客が絶えません。また日本中・世界中から観光客を呼び寄せる魅力に満ちています。1936年には吉野熊野国立公園に指定され、2004年には『紀伊山地の霊場と参詣道』としてユネスコの世界遺産に登録されました。

【香りの説明】
2012年の「5月の贈り物」は、吉野山が桜の花でに色づく様子をイメージした香りです。ピンク色で濃淡に染まる山肌を梅、沈丁花、レッドローズ、ストロベリーなどのフローラルノートとフルーティノートのコンビネーションで表現しました。吉野産のヒノキオイルをふんだんに使用し、サイプレスで針葉樹のイメージを加えました。和風を感じさせる温かい香調のウッディーノートが香りの骨格になっています。レモンとグリーンノートを加えることで、これからの季節にも使い易いような香調に仕上げました。

香りの特徴

  • Top Note: レモン、ヒノキ、梅、ヒヤシンス、ローズウッド、etc.
  • Middle Note: レッドローズ、ヒノキ、ゼラニウム、沈丁花、梅、ストロベリー、etc.
  • Base Note: サイプレス、ヒノキ、白檀、etc.
  • 香りのタイプ:ライトフローラル
  • フローラル★★★
  • グリーン ★★
  • シトラス ★

開発背景と内容

武蔵野ワークスが、5月に毎年限定リリースしている香水です。毎年、同じネーミングで違うテーマの香りをリリースします。F4香水シリーズ「5月の贈り物」は、その年だけの特別な香り、特に母の日にちなんでお母さんへの感謝を込めて制作した香りを皆様にお届けします。

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