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ワンポイントアドバイス

香水は化粧品ですので地肌に直接つけても問題ありませんが、すべての人に問題がないわけではりません。お肌が弱い方は直接つけることを避けた方がよいでしょう。

お肌に直接つける

体温のあるお肌に直接つけると香り立ちがよいとされています。香水を直接肌につけると肌に吸収され健康の害になるのでは、という質問を受けることがあります。

一般的に肌は皮膚の角質が異物の進入を阻止(バリア機能)していますので、吸収されることはないとされますが、ごく微量に吸収されるとする説もあります。

その場合でも健康に被害が及ぶ成分などは使用されていませんのでご安心ください。ただし、お肌が荒れるとそのバリア機能が弱りますので弱ったお肌には刺激になる場合がありますので注意しましょう。

ハンカチやティッシュ

香水のつけ方の基本は上記内容で充分ですが、このセクションではちょっと注意したいワンポイントアドバイスをリストアップします。

化粧品やトイレタリーとの相性

昔、化粧品やトイレタリーはかなり派手に着色し香料をつけていました。それは食品も同じと思いますが、1980年代の後半くらいから明確になっていく自然志向トレンドと合わせて食品の無香料化や無着色が好まれるようになりました。

化粧品やトイレタリーも同じ傾向をたどりました。その結果、化粧品やトイレタリーは過去20年くらい「無香料」や「微香」が好まれていましたが、現在は香料の安全性も知られるようになり、また「香り重視」の化粧品やトイレタリーは増加傾向にあります。

個人的には過剰とも思える香り付け施されたシャンプーやリンスも見かけるようになりました。さらに海外製の柔軟剤の中には本当に強い香り付けがされた製品があります。

「強い」や「過剰」と言っても、こればかりは個人の好みで、それらが売れているということはそういう強い香りを好む人も日本にも増えてきたのかもしれません。

香りのレイヤーづけ

そこで問題になるのが、強い香り付けがされた化粧品やトイレタリーは後にも残りますので香水との相性も問題になります。

ヨーロッパンや米国では化粧品やトイレタリーから香水まで香りを統一した製品群のシリーズ商品があり、洗顔やスキンケアも含めてそれぞれのフェーズを同じ系統の香りまとめる「レイヤーづけ」というつけ方をされる方もおられます。

しかし、日本では「レイヤーづけ」は多少重すぎるのか、それほどポピュラーでもなく、実際に実行している人もおおくありません。また商品群も多くありません。

ということは洗顔・スキンケア・メイクという各段階で違う香りのものを多用すると香り同士の相性が問題になります。

最終的に香水で決めるということであれば、香水以外の化粧品やトイレタリーは香りの薄いもの・弱いものを選んだ方が無難でしょう。

よい香水の条件:持続時間?

今まで香水業界で一般的に言われてきたことですが「よい香水の条件」の一つとして「持続時間」が上げられます。

持続時間は、もちろん「長い方がよい」と言われてきました。パルファムで半日以上、コロンでも2〜3時間は持続してほしいという要望が一般的でした。過去100年くらいはそういう常識でした。

しかし、現在では持続時間が強い香料を嫌う人が増えており、必ずしも持続時間を「よい香水の条件」に数えないパフューマーや香水メーカーが増えてきています。

香水の持続時間を延ばすためのさまざまな調香テクニックがありますが、大原則はムスクやウッディ系のように長い時間に保留・残存しやすい香料を多めに使用することです。

当然、香水としては強め目の香水となります。香水もライト志向が進む一方、自然志向がますます強まる現在、ムスクのような合成香料に心地よさを感じない人が増えてきていることがこれまでの「持続時間が長い香水がよい香水」という常識を変化させているようです。



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