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ルームフレグランス

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ルームフレグランスと香水

ルームフレグランスとは、お部屋の芳香剤です。香水は基本的にお肌につける化粧品です。

「香り」製品という意味では、ルームフレグランスも香水も同じものですが、法的な位置づけが異なります。

香水は薬機法の規制を受けますが、ルームフレグランスは雑貨であるため、化粧品や医薬品、危険が伴う劇薬やガソリンのような商品の性質による特別な法律の規制はありません。

化粧品である香水はお肌につけることを前提としているため、使用する原料も肌やカラダへの刺激が少ない化粧品グレードの原料が使用されます。

一方ルームフレグランスは、そうした配慮は香水ほど厳しくなく、逆にコストパフォーマンスの追求が求められますので、ルームフレグランスは原料的にもマーケティング的にも一般にお手頃価格の製品作りが求められます。

ただ、ルームフレグランスでも化粧品並の配慮と安全性を重視した製品も当然あります。それは作り手であるメーカー側の商品コンセプトや考え方に依存します。

香水をルームフレグランスとして使えますか?

ルームフレグランスを香水として使うことは薬機法上問題があります。

逆に香水をルームフレグランスとして使うことはどうでしょうか?

香水をルームフレグランスとして使用することは安全性上、大きな問題はありませんが、香水メーカーがそのような使い方をユーザーに推奨することは薬機法上、問題になる可能性があります。

しかし、香水をルームフレグランスとして使用すること自体は利用者の個人の判断にゆだねられます。

実際に香水ユーザーで香水をルームフレグランスとして利用されている人はそれなりに存在すると思われます。

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