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微かな香りだから良い
Date: Sun, 24 Sep 2023

●投書:
8月初めのツイッツーキャンペーンで初めて購入しました。

元々、強い香りが苦手で、通りすがりの他の人の香水の強い匂いで気分が悪くなってしまうこともありました。

香りそのものは好きなので、たまに自分でつけることもあるのですが、前述の自分の体験から、他の人に匂いがいかないもの、微かな香りを自分だけ楽しめればいい、そんな感じのものがあればいいなあと、思っていましたので、まさにこれこそ求めていたものと、購入を決意。

あと4mlのキューブボトルがあるのが良いですね。気軽に購入出来るし、なによりアトマイザーに詰め替えとかせずにそのまま持ち歩ける。香りが飛んだらまた付け直せばいいのです。キューブボトル最強です。


今回はどれにしようか迷いに迷って「樹海」「野ばら」、スリーピングミストの「青月」を購入。キャンペーンでつけていただいた「ブラックベチベル」で4種でした。

「青月」は最初、あれ?苦みが強い?と思ったのですが、使っているうちに爽やかな苦みが何だかクセになり、特に暑い夜は入眠に欠かせない品になりました。この夏の猛暑の寝苦しさを救ってくれた感じです。

「野ばら」は、大輪の薔薇よりも、野に咲く素朴な野ばらの方が好きという単にイメージで購入したのですが、爽やかな、でもほのかな甘みもあって、好きな香りでした。この3種の中では一番夏向きだと思ったので、この2ヶ月活躍してくれました。

「樹海」は、涼やかさの中に色気が感じられて、確かに、単に森の中というより、迷い混んだら出られない迷路めいた妖しさも感じられて、まさに樹海というイメージです。夏よりは秋以降向きだなと感じたので、これからの季節に主につけて見ようと思います。


キャンペーン品の「ブラックベチベル」ですが、かいだ瞬間、あ、土の匂いだなと思いました。

そもそもブラックベチベルを知らなかったので、調べて、河川の岸に植えられるイネ科の植物と知って納得しました。土、それも沼地の感じがしたからです。

土の匂い、私は好きです。しっかりと芯の通った逞しさも感じました。なので私が感じたイメージは、沼地のほとりに立つ戦士でした。困難な局面にあたる時につけていくと勇気が出そうな気がしますので、そんな使い方をしてみたいと思います。


スリーピングミストは全部試してみたい香りばかりですので、またこれから度々購入させていただきたいと思います。素敵な出会いを感謝します。

●ハンドル:
ちひろ


(国分) 「土の匂い、私は好きです」・・土のニオイを好きな方は多くないのですが、香水では重要な香りのカテゴリー。人には無意識に安心する香りではなかろうかと思います。「土の匂い、好き」表明に感謝いたします。この表明で一部の読者さんにも自覚され「土派」になる方も出てくるかも・・


(2023-10-04)
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