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沈丁花・水仙・くちなし・金木犀2012
Date: Sun, 16 Mar 2025

●投書:
「強い」香りは苦手ですが花の香りは大好きで、春のキャンペーンを機に思い切って購入させていただきました。

香水ド初心者のため、印象・イメージに偏った感想ご容赦くたさい。


・沈丁花
届くのを一番に楽しみにしていた香りでした。

ポストInの知らせがあったその日の帰路に今春初沈丁花(生花)の香りをキャッチし、図らずもかぎ比べになってしまったのですが、外箱を開けた瞬間にじみ出てくる香りには「沈丁花だ!」とテンションが一気にあがりました。

夜道でふっと沈丁花の香りの塊(沈丁花の香りはなぜか植物本体より少し離れたところに塊状で漂っている印象があります)に行き合ったような、そんな一番好きな「沈丁花」感でした。

今つけると生沈丁花がキャッチしにくくなってしまいそうなのでしばしのお預けですが、沈丁花シーズンが終わっても名残を惜しみつつ身につけるのが楽しみができました。


・水仙
今回購入した中では唯一自宅でも栽培しており季節にはじっくり楽しめる香りなのですが、まさしく記憶にある水仙の香りでした。

冬の庭仕事時に足元の寒咲日本水仙から上がってくるように匂うのですが、裾が触れているときのほんの少しの青さも含んだ香りのイメージ。

同じく庭で春に咲く西洋種系と思しき水仙とは全く違う匂いなので、春咲きの水仙をイメージする人は「水仙?」となるかもしれないですね。

・くちなし
個人的にはふんわり漂ってくる香りというよりは、クチナシ本体に近づいた時の香りのように感じました。今回の中では一番存在感があるように思います。

いつだったか小雨降る散歩道でじっとりした空気の中にふと花の香りを感じて見つけたクチナシの花、を思い出す香りです。一見儚げだけど、案外つよい。


・金木犀2012
キャンペーンで頂きました。

確かに金木犀とは…?と思いましたが、好きな香りです。巷に溢れてた金木犀製品もかぎ比べてみるとどれも個性様々なので、こういう「金木犀」もよいのでは。

「金木犀の香りの石鹸」があったらこんな感じになりそうです。
(ごくごく個人的には○クシタ○がだしてそうな香りだなと思いました。)

●ハンドル:
はね


(国分) 「沈丁花の香りの塊」は正しいと思います。生花の香りは花の周囲に均一に広がるのではなくお線香の煙のように帯状や塊状になって拡がるケースが多いようです。『水仙』はご指摘の通り日本水仙をイメージしています。『金木犀2012』はフランス人パフューマーさんの作品なので「海外ブランドさんがだしてそうな香り」は図星ですね


(2025-03-26)
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