
ろうばい、ロサブラン、スイートピー、摩天楼
Date: Thu, 27 Nov 2025
●投書:
空気が乾燥して香りが立つ季節になって楽しいです。
・ろうばい
香りの感じは似てますが「白梅」より甘さ控えめ。
かといってさっぱりしている爽やかという感じではなく
お香というほど強くはないほんのーりなお寺感や
キンモクセイにも似ている黄色系の甘さがありました。
黄色はロウバイの花のイメージに引っ張られてるかも。
そんなモダンで和な感じなのになぜかおいしそうに思うのが
私としては生のロウバイと同じ印象です。
・ロサブラン
「オールドローズ」とは真逆のバラ香水でした。
「オールドローズ」鼓舞させる感じなら
「ロサブラン」はただ寄り添う感じ。
くるくると香りが変化する感じではなかったので
このままふわっとバラ石鹸コースかなと思っていたら
ムスクが出てからの華やかさと包容力がすごかったです。
優しく柔らかいものに包み込んでもらってるみたい。
しかもここからの持続力がなかなかのもの。
ここ、バラ石鹸系の香りでは人生で一番好きです。
エンボスの薔薇のラベルも素敵に上品で
そこも含めて「とっておきのローズ香水」だと思いました。
・スイートピー
シャンプーの「マシェリ」系のフルーティフローラルから開始。
とはいえ香水なので一本調子の香りではありません。
グミのような桃色の基本はピーチな春の香りの玉が
転がって跳ねてプチプチと弾ける感じがミドルくらいまで続く
特に難しくない香りかなと思ってたのに、チカチカとグリーン感が
瞬く感じでつい香りを追ってしまう。
この辺は「スノーミント」のミントにも感じたので
私がこちらの葉っぱの香りチカチカを好きなだけかも知れません。
そしてラストは期待通り、ミルキーな人肌っぽさ。大勝利。
これが朝付けたら肌なら入浴するまで、紙なら翌日の朝まで
しっかり香りました。
これからの季節、気分を明るくするためにコートの中に
仕込んで楽しみたいのと、推しを感じるので次は25mlを。
しかしカシス+ジャスミン+ムスク+樹脂orウッドの香水。
かなりの確率でこの乳酸菌飲料っぽい、ラクトニックというんでしょうか
こういう香りが出る理屈は謎ですが当たると嬉しくなります。
・摩天楼
ラベルの摩天楼のイラストが箔押しでときめきました。
折角の箔押しなのに背景が濃紺などではなくくすんだブルーなのが
ガスっぽくけぶる眠らない街を連想させてまた素敵です。
バラってこんなに冷たく尖るのかという驚きとパチュリの
いつだって夏の貯水池で土燃やしてるよ!の安定感が面白く。
ミドル以降しばらくは多分沈香ではと思うのですが
ローズマリーにとても似た香りになりました。
近所にローズマリーの生垣があるので葉を擦ったのかと
服を嗅ぐくらい似た香りでした。
ラストは肌だとまた多分沈香に強い苦みを感じてしまって
困りましたが、紙だとローズが際立つ中にほのかに樟脳のような
スカッと感が強い良い香りになってました。
残念ですが素直に紙の机上香で楽しみたいと思います。
しかし、こちらでこんなに人の気配がしない香りは初めてです。
ムスクの量かと思いましたが「サイレンス」「白檀2019」
「ブラックベチベル」はどこかに人の気配はしたので
この感じが「摩天楼」なのかなと。
本当ーに個人的な感想だし似てるという話ではないのですが
ル〇ボの「アナザ〇13」と同系統に感じました。
こちらはムスクもりもりだしラベンダーなので不思議です。
いつも冗長で恥ずかしいですが
どの香りも言葉を尽くしてなんとか表現したくなるんです。
●ハンドル:
-
(国分) 「香りが立つ季節」・・共感します。湿度が高い夏場は空気まで騒がしく、秋が深まると空気が静寂し香りがシャープに。『ロサブラン』はフランス人パフューマーさんの調香で日本人とはムスクの使い方が違うな~と私は感じております。「人の気配がしない・・ムスクの量か」ですが『摩天楼』にはムスクが入っていないんですよ、意外でしょ。『スイートピー』の「ミルキーな人肌っぽさ」がいいですね。販売ページの商品説明は私の担当ですがこの表現お借りしたい・・
(2025-12-04)
●投書:
空気が乾燥して香りが立つ季節になって楽しいです。
・ろうばい
香りの感じは似てますが「白梅」より甘さ控えめ。
かといってさっぱりしている爽やかという感じではなく
お香というほど強くはないほんのーりなお寺感や
キンモクセイにも似ている黄色系の甘さがありました。
黄色はロウバイの花のイメージに引っ張られてるかも。
そんなモダンで和な感じなのになぜかおいしそうに思うのが
私としては生のロウバイと同じ印象です。
・ロサブラン
「オールドローズ」とは真逆のバラ香水でした。
「オールドローズ」鼓舞させる感じなら
「ロサブラン」はただ寄り添う感じ。
くるくると香りが変化する感じではなかったので
このままふわっとバラ石鹸コースかなと思っていたら
ムスクが出てからの華やかさと包容力がすごかったです。
優しく柔らかいものに包み込んでもらってるみたい。
しかもここからの持続力がなかなかのもの。
ここ、バラ石鹸系の香りでは人生で一番好きです。
エンボスの薔薇のラベルも素敵に上品で
そこも含めて「とっておきのローズ香水」だと思いました。
・スイートピー
シャンプーの「マシェリ」系のフルーティフローラルから開始。
とはいえ香水なので一本調子の香りではありません。
グミのような桃色の基本はピーチな春の香りの玉が
転がって跳ねてプチプチと弾ける感じがミドルくらいまで続く
特に難しくない香りかなと思ってたのに、チカチカとグリーン感が
瞬く感じでつい香りを追ってしまう。
この辺は「スノーミント」のミントにも感じたので
私がこちらの葉っぱの香りチカチカを好きなだけかも知れません。
そしてラストは期待通り、ミルキーな人肌っぽさ。大勝利。
これが朝付けたら肌なら入浴するまで、紙なら翌日の朝まで
しっかり香りました。
これからの季節、気分を明るくするためにコートの中に
仕込んで楽しみたいのと、推しを感じるので次は25mlを。
しかしカシス+ジャスミン+ムスク+樹脂orウッドの香水。
かなりの確率でこの乳酸菌飲料っぽい、ラクトニックというんでしょうか
こういう香りが出る理屈は謎ですが当たると嬉しくなります。
・摩天楼
ラベルの摩天楼のイラストが箔押しでときめきました。
折角の箔押しなのに背景が濃紺などではなくくすんだブルーなのが
ガスっぽくけぶる眠らない街を連想させてまた素敵です。
バラってこんなに冷たく尖るのかという驚きとパチュリの
いつだって夏の貯水池で土燃やしてるよ!の安定感が面白く。
ミドル以降しばらくは多分沈香ではと思うのですが
ローズマリーにとても似た香りになりました。
近所にローズマリーの生垣があるので葉を擦ったのかと
服を嗅ぐくらい似た香りでした。
ラストは肌だとまた多分沈香に強い苦みを感じてしまって
困りましたが、紙だとローズが際立つ中にほのかに樟脳のような
スカッと感が強い良い香りになってました。
残念ですが素直に紙の机上香で楽しみたいと思います。
しかし、こちらでこんなに人の気配がしない香りは初めてです。
ムスクの量かと思いましたが「サイレンス」「白檀2019」
「ブラックベチベル」はどこかに人の気配はしたので
この感じが「摩天楼」なのかなと。
本当ーに個人的な感想だし似てるという話ではないのですが
ル〇ボの「アナザ〇13」と同系統に感じました。
こちらはムスクもりもりだしラベンダーなので不思議です。
いつも冗長で恥ずかしいですが
どの香りも言葉を尽くしてなんとか表現したくなるんです。
●ハンドル:
-
(国分) 「香りが立つ季節」・・共感します。湿度が高い夏場は空気まで騒がしく、秋が深まると空気が静寂し香りがシャープに。『ロサブラン』はフランス人パフューマーさんの調香で日本人とはムスクの使い方が違うな~と私は感じております。「人の気配がしない・・ムスクの量か」ですが『摩天楼』にはムスクが入っていないんですよ、意外でしょ。『スイートピー』の「ミルキーな人肌っぽさ」がいいですね。販売ページの商品説明は私の担当ですがこの表現お借りしたい・・
(2025-12-04)