Date: Wed, 3 Dec 2025

●投書：
久しぶりの星座！首を長くして待っておりました。再販ありがとうございます。在庫があるうちに、感想を書きに参りました。


私の鼻だと、トップノートは、スッキリしたグレープフルーツとレモンのみを感じます。ミドルになってから、柑橘の匂いの隙間にリリーリーフとゼラニウムを見つけられるようになります。一度匂いを掴むと、以降は葉っぱの匂いをちゃんと見つけられるようになるのが嗅覚の不思議です。

色味だと、透度度明度が高い白味を強くした黄色（グレープフルーツのアイスバーみたいな色味）のイメージ。

冷たく凛とした匂いで、柑橘の匂いに甘さを求めない方向けだと思います。布につけた場合だと翌日（18から24時間程度で確認）までの持続性はあると思うのですが、強い香りに慣れた方だと数時間で匂いを見つけられなくなるのかも知れません。

重さがあると言うコメントを以前お見かけしましたが、私には余り重さは感じられませんでした。グリーンが苦手だと重さを感じるのかもしれません。


ローズの贈り物は、ここ数年の中では比較的軽めの薔薇だと思います。その年の気候や樹木の加齢で差異があるのは花も同じ事なので、その変化も楽しみのひとつだと思っています。柔らかく濃厚な陶酔感のある立体的な薔薇の花弁の印象を受ける仕上がりです。

園芸仲間に、御社の製品を嗅がせると評判が良いので、製品を気に入った方には購入時に同梱頂いたカタログを渡しています。特にローズの贈り物とロサブランと白梅は、特に園芸仲間にヒットしている印象です。香水を使う習慣がなかった方にも、タオルにつけて枕元に置く寝香水は受け入れやすいみたいです。

今回の購入時には、カタログの同梱依頼を忘れてしまったので、次回購入時には3部お願いして、手持ちの香水を気に入った日に渡そうと思います。

●ハンドル：
まひろ


(国分) 「色味だと・・」の部分ですが、香りを色味で感じる方は調香師さんにも多く、聞く方もイメージしやすいので助かります（ちなみに「透度度明度」は「透明度」と読んでいいですか？）。今年の『ローズの贈り物』の「比較的軽めの薔薇」は同感です。今年ブルガリアでは収穫期に急激な気温上昇がありタイミングが必ずしもベストではなかったようです。それが関係するのかローズオイルの出来映えはライト傾向だと私も感じます。園芸仲間さんへんのご紹介、誠にありがたいことです


(2025-12-09)