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個性豊かな香水
Date: Sat, 5 Aug 2023

●投書:
数年前から愛用させていただいているのですが、レビュー書いたこと無かったな、と思ったので。

・木蓮:
フレッシュな甘さと、ちょっととがったグリーンさを感じます。木蓮の季節も良いけれど、夏も似合いそうだとよく使ってます。

・樹海:
何となくネーミングに惹かれたのが購入のきっかけ。樹海と聞くと暗そうなイメージがありますが、霧がかった早朝の森のような、深い透明感を彷彿とさせる香りです。木っぽさよりもハーブらしさを感じます。
ヘルシンキ空港:香りの系統は「樹海」と似てますが、ミントが強い分、軽やかです。スタイリッシュな印象で、旅行のとき持って行きたくなります。

・摩天楼:
初めて開けた時「虫除けスプレー?」と感じたほど刺激的な香りがします。でも、奥から薔薇が漂ってとても上品です。外回りの仕事等「デキる女」を演じたいときに忍ばせます(笑)。周りからは「オレンジやベルガモットっぽい」と言われるのですが、自分では感じにくいです。

・サイレンス:
ヒノキの香りをストレートに感じました。香っていると眠くなるため寝具に吹きかけて使うことが多いです。

・ポロヌプリ:
こちらもヒノキを感じますが、ラベンダーや柑橘ぽさも相まってしゃっきりします。リラックス効果もあると思いますが、個人的には外へ出る自分の背中をすっと押してもらえるような香りです。

・白梅:
開けた瞬間、ジューシーさとスパイシーさが弾けて「梅ってこういう感じだったっけ…!」と新鮮な感動がありました。他の方もおっしゃってましたが、冬よりも梅雨の時期、湿気が多いときに合う気がします。

・蓮花:
しっとりと重たげな、「蓮の花」の印象そのものの香り。ホテル等に置いてある、高級な化粧石鹸のようです。良い香りですが、頻繁に使うシチュエーションが自分には無いな…というのが正直な感想です。

・百合:
良い意味で、グリーンと言うのか、青くささを感じます。「重く」はないですが、武蔵野ワークスさんの香水の中では比較的香水らしい「強さ」「濃密さ」が有るように思います。

・金木犀2015:
ザ・金木犀! 咲き初めの、晩夏の夜にふわりと立ち籠める甘さがあります。あまりにもドンピシャで金木犀なので、使いたくなるシーズンが限られるのが逆に難点かもしれません。

・菖蒲の葉:
パキッと目が覚めるような鋭さが有ります。ユーカリの刺激かと思いますが、ウッディの下支え?のようなものを感じます。やる気の出ない、気だるい日の朝に使いたくなる香水です。

・ブラックベチベル:
どっしりとした土の気配を感じます。自分と向き合いたい、他のものをシャットアウトしたいときに向いてる気がします。催眠効果を感じる訳ではないのですが、これも寝具に吹きかけて使うことが多いです。

どれもまた使いたくなる香水ですが、他にも気になるもの、限定商品も多くて悩ましいです。「樹海」と「木蓮」は4mlでリピートしてるのですが、フルボトルを買うか悩みます。

●ハンドル:
まき

(国分) たくさんのコメント、ありがとうございます。「樹海と聞くと暗そうなイメージ」は、商品名の命名ミーティングでまさに同じ理由で反対意見がありました。「外回りの仕事等『デキる女』を演じたいとき」はニヤリと声が漏れました。『摩天楼』にそんなパワーはありませんが、個性的なので「ちょっと違う人」の雰囲気は醸し出せるかも・・


(2023-08-13)
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