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( 香水工場の日常 )

香水の街、グラースってどんなところ?
南仏グラース・・・コートダジュールの有名な観光地ニースとカンヌからバスや鉄道で簡単に行けるグラースは、アルプス丘陵地帯の一部に位置し、ミモザ、カーネーション、バイオレット、オレンジフラワー、ローズ、ラベンダー、ジャスミンが咲き乱れ、天然香料の産地として有名で昔から香水産業が栄えました。それゆえ香水のメッカとも呼ばれます。

現在香料畑(お花畑)は少なくなりましたが、天然香料のすぐれた抽出技術を誇る企業が多く(超高価な天然香料は抽出技術如何がそのまま企業の競争力)現在でも有名な香料会社が多数あります。シャラボ、ロベルテ、デグサ、ビオランド、シムライズ...また調香師を多く輩出することでも有名で、道を歩けば、調香師の家族か親戚の人がいる(らしい)。この狭い伝統的な街とその周辺には50の香料会社があり、3500人が従事しているとのこと。

グラース市の人口が4万人だから大変な香料都市ですね。グラースを含めコートダジュール一帯は、最近はバイオテク企業の隆盛が著しく豊かな自然とハイテク産業都市として今後ますます盛り上がりを見せそう。

・・・でも、調香師や化粧品会社はやはりパリに出てしまうのでちょっと気になるところ。グラース(香水の古都)とパリ(経済の中心)は、日本で言えば京都と東京の関係に似ていないこともない。グラースでは「香水のメッカ」としての世界的ブランドをすたらせないために近年パフューマー(調香師)養成教育に注力しており世界中からパフューマー予備軍を集める街となっています。とくにセミナー好きの日本人はとっても大切なお客様。

グラースでセミナーを開催するのはもちろん、グラースの香料協会では日本にまで出張セミナーに行こうかなどと企画されているとも風の便りに聞こえてきます。フランス大使館では対仏投資のためのセミナーなどやっていますがグラースは対投資重要地域として推奨されています。

私だったら抗酸化物質(アンチエイジング)を研究しているグラース周辺のベンチャー企業に関心アリ。アルプスの山辺にはまだまだ驚異的な抗酸化力を発揮する草が眠っているらしい〜 (2006-04-01)
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