香水Biz備忘録

ムスクの謎、とってもセクシーになる人
ムスク(Musk)系の香りを好まれる方は多い。


ムスクとは?


ムスクは中国やチベットの山岳地帯に生息している小型の鹿、ジャコウジカの生殖器近くの脂腺から採取される動物性香料ですが、現在天然ムスクを香水の原料として処方することはありません。


ワシントン条約


ジャコウジカは、サイテス(CITES = Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora)、通称「ワシントン条約」の規制対象動物です。

日本は、国内産業保護(漢方薬などに配合される)のため、1973年のワシントン条約成立時には留保としていましたが、1980年に批准しました。


天然ムスクは入手できない


そのため、ジャコウジカから採取されるムスクの輸入さえも、学術用途など若干の抜け道があるものの基本的に困難です。

また、倫理的にも天然ムスクを配合しようとする化粧品メーカーはほとんどないと推測されます。

皆無ではありません。特に惚れ薬系香水やフェロモン系を全面に打ち出している香水の製造にはちょっと関心があるかもしれません。

しかし、基本的に、現在では世界的にムスク系の香水といえども、そのムスクは100%合成ムスクが使用されています。


謎の多きムスク


このムスク、謎の多い香料で、それ自体はほのかに甘く粉っぽいのですが、人の体臭と混じると妖艶な香りを発することがあります。

ここがミソです。体臭によっては色気がでてきちゃうというから体臭の強い西洋人にはちょっとマッチしちゃうんですよね。


ムスクで妖艶になる人・そうでない人


お客さん(日本人です)との話ですが、ムスク系香水でムラムラと妖艶な雰囲気になるお友達がいるという話を聞きました。

そのお友達はもともと体臭の強く普通の香水より、ムスク系の香水でより魅力的になるそうです。ムスクは似合う人とそれほど効果が発揮されない人がいます。

噂には聞くムスクパワー、ばっちりマッチした人と出会ったことが少ない私は、本当かどうかぜひ確かめたいと願っていますが、もともと体臭の薄い日本人はムスクの魅了が発揮されにくい民族かもしれません。


ムスクの香り#5(2018-01-12)
ムスクの香り#4(2018-01-12)
ムスクの香り#3(2007-09-15)
ムスクの香り#2(2007-03-12)
ムスクの香り#1(2007-03-09)
ムスクの謎(2005-12-22)


(2018-01-12)
<ムスクの香り#1 | 廃盤になった香水の復刻>
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