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( 香水工場の )

香る生活


原料が入手できない!
フレグランスビジネスは、一難去ってまた一難 (2018/07/03)

サプライチェーン
(モノ作りの会社では、サプライチェーンのどこか、わずか一つの鎖が切れるだけで、途端に計画が狂う)

安定した製品作りは、問屋が卸さぬ


この2年間は、香水ボトルやスプレーが入手できなくてあくせくしてきました。

ボトルやスプレーの製造メーカーって、国内では数社もなく、わずか1社が撤退するだけで大きなインパクトになります。その現実を堪能した2年間でした。

現在は、納期が数ヶ月かかるものの、小康状態、よかったと感じていたら、また別のトラブルが。

今度は香水の原料となる香料で入手できない問題。数種類の原料で発生しています。

昨年、ドイツの化学大手BASFの工場事故については、何度かここにも書いてきました。

こちらの工場ではビタミン剤などのスタート原料となる基礎成分が製造されていて、いろいろな香料や医薬品に影響が。

(BASF工場は、新工場が緊急建設中で、一部稼働が始まったところ)

さらに、他の国、他の企業でも似たような事件や事故、あるいは政変によって、突然、逼迫しだした成分があります。

これらがこのスタート原料だと、その成分以外に非常に広範囲に影響が及びます。


「販売停止」になるアイテムあり


消費者側の私たちには見えにくいのですが、化粧品・トイレタリー・医薬品で、成分の一部入れ替えが進んでいるものがあります。

そして、当社製品も、このサプライチェーンの断絶により、継続的に生産できないアイテムがちらほら。

それらは在庫切れの時点で「販売停止」となります。

(「販売停止」アイテムは、現状公開しないことにしました。理由は、お察しいただけるとありがたい・・・)

原料の入手見込みは、不明なものが多く、手を尽くしていますが、なんとも厳しい状況です。


表ルートも裏ルートも捜して


表ルートは、通常価格のお金を出せば買えるルート、平和な時代のルートのサプライチェーン。

裏ルートは、通常価格では取引できないルート、どちらかと言えば、お金より信頼関係。長年取引実績があり、信頼関係がないと門前払い。

というか、どこにそんなルートがあるのかさえわからない。ネットで検索してもムダなルート。こういう時にすごい力を発揮するビジネスマンが、たまにいます。

私のイメージでは、旧財閥系で海外の要人と特別なパイプを持つ人など、普段は表に出てこない人々ですね。

残念ながら当社の裏ルート力は未熟だ。

(というか、皆無言うべきか)


(2018-07-03)
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