香水Bizブログ

日本の香水メーカー武蔵野ワークス
香水創りのブログ (誤字脱字多し、気になる方は近づかないで欲しい)

ベタガードの大サイズ版が作れない事情
大サイズのご要望をいただいていますが・・ (2020/01/28)

大容量ベタガード
( 「ベタガードMEGA」、この記事のために撮影したウソの大容量版 )


とりえあず順調なベタガード


おかげさまでベタガードの人気は衰えない、ありがたい話です。

いくつかのご事情で使用を断念される方もおられるので、すべてのお客様に受け入れられるわけではない。

しかし、全体としては現状、期待通りの売れ行きです。

ベタガードファンのみなさまに、御礼申し上げます。


大サイズ・ベタガードのご要望


一方で、ご要望もいくつか来ています。

一番多いご要望が、大サイズ製品のリリース。

現行のメンタム缶程度だと、すぐになくなってしまうヘビーユーザーさんも多い。

すると、こんな問題が・・

(1) 容器がムダ

(2) コスト的な問題


「容器のムダ」は、環境的な配慮という点で当社も悩ましいと感じる部分です。

「コスト的な問題」とは、ずばり「お値打ちベタガードへのご期待」と思う。

大サイズ・ワセリン は、ドラッグストアで、お値打ち感が炸裂しているので当然です。


検討はしたが・・


実は大サイズ・ベタガードも検討したことがあるのです、が、実現しませんでした。

一番の理由は、原料の原価。

ベタガードのワセリンは、サンホワイトというワセリン。

市販ワセリンの中では、最高純度と言われており、医薬用ワセリンを凌駕する品質とされるモノ。

メインの想定ユーザーさんが、アレルギーの方で、それもかなり敏感な方、ということであれば、サンホワイトは理想的。

ベタガードは、一般ユーザーさんを想定していたので、そこまで高純度のワセリンを使う必要はなかった。

だが、サンホワイトの営業マンさんに「おそらく世界一の純度、これ以上のワセリンはないでしょう」という話を聞いていると、心が乱れてしまった。

ここぞという時、高スペックにしたがるクセが、ニョキッと顔をもたげてしまった。


お値打ち感が出ない


後先を考えずに、「ベタガードを最高のものに」と心が動いてしまったのだ。

実際、それまでのベタガードの試作は、グレードが高い白色ワセリンを使用していたが、それ以降、サンホワイト一色で開発は進んだ。

これは、ワレらのような化粧品会社が、仕入れる際の調達価格の話だが、サンホワイトは、一般的な白色ワセリンの10倍は超えているだろう。

白色ワセリンの大サイズ版なら、戦略的なプライス提案ができるが、ベタガードの大サイズ版だと、お値打ち感ナシの残念なプライスとなる。


ベタガードは少量使って欲しい


というわけでベタガードは、毎回、少量使うものとして、大切に使用してほしい。

ヘビーユーザーさんには、まことに申し訳ないが、市販のお値打ち大容量ワセリンとの併用をオススメしたい。

大量に使う場合は、お値打ちワセリンで、そして、ここぞというパーツやタイミングでは、ベタガードを、ちょっとだけ使って頂くという使い方でどうだろうか?


(2020-01-29)
<頂きもの - ベタ巾着袋 | 「ねりこ・白檀」の新パッケージ>
page top:▲