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( 香水工場の日常 )

お部屋の香りは、ルームフレグランスより、ニオイがないことが理想
複数の人間でシェアされる空間の香りについて (2022/01/02)

Loveラベンダー( 昨年、プレゼントとして配布した机上香「Loveラベンダー」 )


机上香「Loveラベンダー」はいかがでしたか?


去年の年末キャンペーンプレゼントとして、一部のお客様に配布した。

使用香料は、天然のラベンダー精油ほぼ100%だけに、香りは薄い。

感じない方もおられたのではないか、と危惧するプレゼントだった。

一方、これなら頭が痛くなる人の確率は、かなり低いはずで、ほのかに・微かに感じたい人には悪くないプレゼントだったのではないかと信じたい。

プレゼントは多少余ったので、現在、販売している → [ 机上香 Loveラベンダー ]


最強のルームフレグランスは、無臭だと思う


商売柄、ルームフレグランスの香りに関して、相談を受けることもある(めったにないが)。

「どんな香りがオススメ?」

と聞かれたら、通常は、"誰からも好まれる香り"、少なくとも "嫌いな人があまりいない香り"、たとえば、柑橘系あたりがオススメ。

しかし、本音を言えば、お部屋の香りは、香りがしないことが一番の香りのおもてなしとボクは信じる。

香りは個人ごとの嗜好性が分かれるので、複数の人間でシェアされる空間は、香りがないことが一番いいのだ。

それが不可能なんで、エアフレッシュナーやルームフレグランスの出番という話なんだが・・堂々巡りである。


強すぎるニオイは心配


万人受けしやすい柑橘系の香りでも、ルームフレグランスとなれば、天然精油だけでは拡散性も持続性も弱くて、どうしたってパワーを補強するブースターが必要となる。

つまり、パワフルな合成香料に頼るしかない。

これがルームフレグランスにありがちな、不自然で強すぎるニオイの原因であることは言うまでもない。

たとえば、カーフレグランスやカー消臭剤などは、非常に狭い空間で、激しいニオイを放出するものがある。


ルームフレグランスは薄く香らせる


ヘビメタを大音量で聞き続けて難聴になるケースがあることは周知の事実。

ニオイも同じことが起きないか、とボクは心配している。

強いニオイを嗅ぐと、すぐに「嗅覚疲労」を起こすが、それは回復するので問題ない。

しかし、長時間さらされたら、難聴のように鼻も「難嗅(なんきゅう)」が起きないかと心配である。

ボクのおすすめは、人工的な香りを使うにしても、薄め薄めに使うことをオススメしたい。




(2022-01-02)
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