( 香水工場の )
香る生活
ミカンの花の香りと橘本神社(和歌山)
(2026/05/18)
( まだ残っていたミカンの花、よかった・・ )
今年、東京のミカンの花は5月2日に開花しました。
気象庁さんがサクラのように、ミカンの開花宣言をすることはありませんので、当社の勝手な開花宣言日です。
和歌山県はミカンの生産量日本一の柑橘王国。開花の季節になると花の香りが町や山野を覆うそうです。ぜひ香りを確かめたいと思いつつ何年も経過しています。
5月上旬は、恒例イベント5月キャンペーンがある時期で、さらに大型連休で交通機関は激しく混雑する時期なのでなかなか動けません。
ミカンの花を見るには遅すぎるのですが「5月15日」に行ってきました。
東京のミカンは、5月連休が終わる頃までに完全に散っていたので、5月中旬に和歌山へ行っても、もはや何もないと覚悟の上で行って参りました。
JR新大阪駅から和歌山駅を越えて海南市まで電車で行き、そこからコミュニティバスでJR加茂郷駅付近まで移動し、そこから徒歩で橘本神社(きつもとじんじゃ)を目指しました。
4kmをとぼどぼと登っていくのですが、もう麓からミカン畑が拡がっていましたし、風に乗って香りが・・
( 道の駅サクアスから橘本神社へ香りの中を歩く。周囲の山肌ではミカン畑が広がる )
( 無数に花を付けていたミカンの樹木 )
花は、おおむねしおれたり、落ちたりしているものの、まだわずかに残っている花のおかげで絶え間なくミカンの花の香りを楽しめました。
現地の香りですが、ミカンの種類がいろいろあったせいか、ジャスミンに近い香りのもの、東京で感じるものと同じような香り、柑橘系が強く爽やかさが際立つ香り等、いろいろ感じられまた。
目指すは「橘本神社(きつもとじんじゃ)」。「橋本」(はしもと)と読み違えがちですが「柑橘」(かんきつ)の「きつ」の字。
橘本神社・・「橘」(たちばな)を持ち帰った田道間守という方が祀られています。これが日本ミカン発祥の地であり、ミカン発祥の由緒を伝える神社だそうです。
しかし、そんな由緒ある神社と知らずに行くと、通り過ぎそうなくらいその土地の風景に溶け込んでいました。
( 橘本神社、静かな佇まいが美しい )
観光地化されておらず、素朴な佇まいがよき風情でした。
私たちが訪れた際、石段を上るとき降りてくる先客の参拝者二名とすれ違いましたが、人気が少なく、お互い自然と軽く目配せ(会釈のような)してしまう状況です。
この神社はミカンの神様だけでなくお菓子の神様ともなっており、大阪の菓子商工組合のような類の石碑も多数ありました。お菓子関連の人々による奉納や参拝がうかがわれますね。
そして境内には伝説の「橘」(たちばな)が植えられていました。
( 日本ミカンの発祥の樹木だそうです )
看板にはこのような説明が:
樹齢1900年の樹木がこんなに若々しいのか、私にはわかりませんが、これが古事記・日本書紀に残る日本ミカンの原木だそうです。
恐れ多くも感謝の気持ちになりますね。
この神社は熊野古道沿いにあり、町並みにも趣が漂っていました。
( 神社は熊野古道沿いにありました。私たち日本人には懐かしい風景 )
神社近くの小さなミカン畑で何か作業をされていた二人の女性に声をかけました。
「ミカンの香りを嗅ぎに来ました。今年、香りはいつごろがピークでしたか?」とお聞きすると、連休が終わった頃がすごかったとのこと。
同じミカンでも品種がいくつもあるので、一つの品種が終わって次の品種へと、香りはしばらく続くとのことでした。
この日は5月15日、香りのピークから1週間以上経過しています。
女性は手を休めて笑顔で「もうこれくらい弱くなると私たちは感じませんけどね」と返して「香り、感じますか?」と逆に質問されました。
外部から来た人間には、まだうっすらと町全体がミカンの香りで満ちています。幸せな気持ちになれるくらい香っていました。
( 「フレグランスたちばな」、どんな土地なのかよくわかる素敵なネーミングなのでワンショット )
帰りは、山中を藤白神社へ向かうハイキングコース7kmを歩いて海南駅に向かう予定でした。途中「5月5日、クマ出没、不用意な入山は危険」という張り紙に出会い怖気づきました。
(ハイキングコースを行くべきか、引き返すべきか・・)
近くの民家前でたまたま出会った高齢男性にクマのことを聞くと「大丈夫じゃろ」とおすすめムードなのに「小学校は親による送迎体制になっている」し、「自分も気色悪くて山の畑にはよう行きません」「まあ、しかし大丈夫じゃろ」とのことでした。
(どっちがおすすめ?。。)
ここは安全を期して、来た道と同じルートをたどって加茂郷駅方面へと引き返していきました。今回も楽しい旅、ありがとうございました。

お客様コメント:
2026/05/24 (Sun) 15:25:44
みかんの花
・コメント:
紀州も素敵な土地です。
みかんのお山から夕日が眺めたりできるのでしょうか?
5月の瀬戸内海の島々もみかんの花の薫りでつつまれています。
シアワセと少しせつない気持ちがココロに湧いてくる薫りです。
・・nono*snow
2026/05/22 (Fri) 18:15:43
和歌山在住の者です
・コメント:
和歌山の蜜柑栽培は海南市より更に南にある有田市あたりが盛んで、開花ピーク時はむせるようなネロリ調の香りが道路まで漂ってきます。
次の機会があれば、ぜひ一足先まで足をお運びください。
・・ハルカ
2026/05/19 (Tue) 12:56:48
行ってみたくなりました
・コメント:
まちを歩くだけでミカンの花の香りが漂ってくるなんてステキです。いつかゴールデンウイークを狙って行ってみたいです。
・・ちゃぼ
2026/05/19 (Tue) 12:46:49
柑橘の花の香り
・コメント:
みかんではないですが、ゴールデンウィークや母の日に実家へ行き、庭の花を愛でていたら どこからともなく嗅覚をくすぐられ。
ん?どこかで嗅いだ香り…何だったっけと奥に目をやると、そこには橙の花が。
ネロリ!!ですね~
・・めぐみお
(2026-05-14)

東京での開花
今年、東京のミカンの花は5月2日に開花しました。
気象庁さんがサクラのように、ミカンの開花宣言をすることはありませんので、当社の勝手な開花宣言日です。
柑橘王国・和歌山へ
和歌山県はミカンの生産量日本一の柑橘王国。開花の季節になると花の香りが町や山野を覆うそうです。ぜひ香りを確かめたいと思いつつ何年も経過しています。
5月上旬は、恒例イベント5月キャンペーンがある時期で、さらに大型連休で交通機関は激しく混雑する時期なのでなかなか動けません。
ミカンの花を見るには遅すぎるのですが「5月15日」に行ってきました。
東京のミカンは、5月連休が終わる頃までに完全に散っていたので、5月中旬に和歌山へ行っても、もはや何もないと覚悟の上で行って参りました。
かろうじて残っていた香り
JR新大阪駅から和歌山駅を越えて海南市まで電車で行き、そこからコミュニティバスでJR加茂郷駅付近まで移動し、そこから徒歩で橘本神社(きつもとじんじゃ)を目指しました。
4kmをとぼどぼと登っていくのですが、もう麓からミカン畑が拡がっていましたし、風に乗って香りが・・


花は、おおむねしおれたり、落ちたりしているものの、まだわずかに残っている花のおかげで絶え間なくミカンの花の香りを楽しめました。
現地の香りですが、ミカンの種類がいろいろあったせいか、ジャスミンに近い香りのもの、東京で感じるものと同じような香り、柑橘系が強く爽やかさが際立つ香り等、いろいろ感じられまた。
ミカンの発祥の神社
目指すは「橘本神社(きつもとじんじゃ)」。「橋本」(はしもと)と読み違えがちですが「柑橘」(かんきつ)の「きつ」の字。
橘本神社・・「橘」(たちばな)を持ち帰った田道間守という方が祀られています。これが日本ミカン発祥の地であり、ミカン発祥の由緒を伝える神社だそうです。
しかし、そんな由緒ある神社と知らずに行くと、通り過ぎそうなくらいその土地の風景に溶け込んでいました。

観光地化されておらず、素朴な佇まいがよき風情でした。
私たちが訪れた際、石段を上るとき降りてくる先客の参拝者二名とすれ違いましたが、人気が少なく、お互い自然と軽く目配せ(会釈のような)してしまう状況です。
この神社はミカンの神様だけでなくお菓子の神様ともなっており、大阪の菓子商工組合のような類の石碑も多数ありました。お菓子関連の人々による奉納や参拝がうかがわれますね。
1900年の歴史を越えて
そして境内には伝説の「橘」(たちばな)が植えられていました。

看板にはこのような説明が:
橘(たちばな)
今から千九百年前、田道間守(たぢまもり)が垂仁(すいにん)天皇の命(めい)をうけ常世の国(とこよのくに)から持ち帰った非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)はこの橘樹であり今のみかんの原種であります(古事記・日本書紀に記す) 橘本神社(きつもとじんじゃ)
今から千九百年前、田道間守(たぢまもり)が垂仁(すいにん)天皇の命(めい)をうけ常世の国(とこよのくに)から持ち帰った非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)はこの橘樹であり今のみかんの原種であります(古事記・日本書紀に記す) 橘本神社(きつもとじんじゃ)
樹齢1900年の樹木がこんなに若々しいのか、私にはわかりませんが、これが古事記・日本書紀に残る日本ミカンの原木だそうです。
恐れ多くも感謝の気持ちになりますね。
この神社は熊野古道沿いにあり、町並みにも趣が漂っていました。

現地の方の話
神社近くの小さなミカン畑で何か作業をされていた二人の女性に声をかけました。
「ミカンの香りを嗅ぎに来ました。今年、香りはいつごろがピークでしたか?」とお聞きすると、連休が終わった頃がすごかったとのこと。
同じミカンでも品種がいくつもあるので、一つの品種が終わって次の品種へと、香りはしばらく続くとのことでした。
この日は5月15日、香りのピークから1週間以上経過しています。
女性は手を休めて笑顔で「もうこれくらい弱くなると私たちは感じませんけどね」と返して「香り、感じますか?」と逆に質問されました。
外部から来た人間には、まだうっすらと町全体がミカンの香りで満ちています。幸せな気持ちになれるくらい香っていました。

クマはやはり怖い
帰りは、山中を藤白神社へ向かうハイキングコース7kmを歩いて海南駅に向かう予定でした。途中「5月5日、クマ出没、不用意な入山は危険」という張り紙に出会い怖気づきました。
(ハイキングコースを行くべきか、引き返すべきか・・)
近くの民家前でたまたま出会った高齢男性にクマのことを聞くと「大丈夫じゃろ」とおすすめムードなのに「小学校は親による送迎体制になっている」し、「自分も気色悪くて山の畑にはよう行きません」「まあ、しかし大丈夫じゃろ」とのことでした。
(どっちがおすすめ?。。)
ここは安全を期して、来た道と同じルートをたどって加茂郷駅方面へと引き返していきました。今回も楽しい旅、ありがとうございました。

お客様コメント:
2026/05/24 (Sun) 15:25:44
みかんの花
・コメント:
紀州も素敵な土地です。
みかんのお山から夕日が眺めたりできるのでしょうか?
5月の瀬戸内海の島々もみかんの花の薫りでつつまれています。
シアワセと少しせつない気持ちがココロに湧いてくる薫りです。
・・nono*snow
2026/05/22 (Fri) 18:15:43
和歌山在住の者です
・コメント:
和歌山の蜜柑栽培は海南市より更に南にある有田市あたりが盛んで、開花ピーク時はむせるようなネロリ調の香りが道路まで漂ってきます。
次の機会があれば、ぜひ一足先まで足をお運びください。
・・ハルカ
2026/05/19 (Tue) 12:56:48
行ってみたくなりました
・コメント:
まちを歩くだけでミカンの花の香りが漂ってくるなんてステキです。いつかゴールデンウイークを狙って行ってみたいです。
・・ちゃぼ
2026/05/19 (Tue) 12:46:49
柑橘の花の香り
・コメント:
みかんではないですが、ゴールデンウィークや母の日に実家へ行き、庭の花を愛でていたら どこからともなく嗅覚をくすぐられ。
ん?どこかで嗅いだ香り…何だったっけと奥に目をやると、そこには橙の花が。
ネロリ!!ですね~
・・めぐみお

