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( 香水工場の )

香る生活


日本製化粧品バッシング
最近中国では、マックスファクター社(P&Gグループ)のSK-IIに重金属や毒性物質が含有されているとして大騒ぎになりました。

一部の店舗では返金騒ぎや怒り狂う消費者による「打ち壊し」なども起きています。日本製製品バッシングは食品や電気製品など広範囲に拡大の様相を見せています。

SK-II事件は「日本を狙い撃ちしているわけではない」とする中国ウォッチャーもいますが、日本の悪口は政府公認で、日本の悪事を書けば新聞が売れるという事情もあり、自然と熱が入るという状況です。

中国国内の報道では、なぜか日本製化粧品で肌がメチャメチャに腫れ上がった消費者の写真を掲載したり、被害者特集を組んだりしていました。

衛星放送のアンテナがあると見回りの公安に没収されるとういうお国柄。予断を許さない状況です。

日本のメーカーは、ひたすら静観するしかなさそうです。

最近、化粧品業界では「やられちゃいましたね」が挨拶となっています。





※後日談:SK-II事件は約一ヶ月後の10月23日、問題を提議した中国検疫当局と衛生省自身が「検出された物質は、生産過程で添加されたものではない。しかも微量なら健康被害の可能性も低い」との声明を出して一応の収束をみました。 (2006-10-19)
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