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( 香水工場の )

香る生活


米国で盛り上がる「現代版奴隷」の報道
きょうは香水とはあまり関係ありませんが、MODERN-DAY SLAVERY(現代版奴隷制度)のトピックです。

私は定期的に香水のニュースはないかと香水(またはperfume)というキーワードでニュースを検索していますが、このところ毎日上がってくるのが「億万長者夫婦、家政婦を奴隷扱い」というニュースです。

なんのことはない、この億万長者さんが香水ビジネスで一旗あげた方(Perfume tycoons, Moguls)で、その説明に「worldwide perfume business with factories in Singapore and Bahrain」(バーレーンとシンガポールに工場を所有し世界中で手広く香水ビジネスを展開)とあるためです。

お住まいは超高級住宅地帯として有名なロングアイランドのムットンタウン。私には無縁でどんなところか知りませんが、原文には「Mega-rich community of Muttontown」とあります。「メガリッチ」なんて相当スゴイお屋敷地域なのでしょうか?

ある日、"Master"(御主人様) や"Home, I want to go home"(家に帰りたい)と泣きながら半裸状態でさまよっている中年女性が、ダンキンドーナツの近くで保護されました。体には殴打と虐待の後があり事件へと発展。近くのSabhnani家から逃亡してきたことがわかり、後日屋敷の夫婦が逮捕されました。

サブーナ二容疑者はインド出身、妻はインドネシア出身。夫婦は5年前からインドネシア人の女性2人を家政婦として働かせていましたが、その扱いは、強制労働と虐待であり実質的に奴隷状態("truly a case of modern-day slavery"=現代版奴隷制度)にあったとして今後裁判が行われる、という内容です。

報道の一例を見てみましょう:


かなりセンセーショナルに、かつ継続的に報道されているように感じます。

(2007-05-26)
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