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( 香水工場の )

香る生活


マーケット・レポート(香水)
きょうはサンケイリビング新聞社のフリーペーパー「シティリビング」からOLの香水事情の調査レポートをご紹介します。

OLマーケット・レポート

ネット上(シティリビング公式サイト「Citywave」上にアンケートページ)で集計したモノなので、返答者にはネットを日常的に使用しているシティリビングの読者さんが多くかと推測されます。平均年齢は31歳、計600人。

私の興味を引いた項目は、「香水やボディクリームなど身につけたい香り」と「ルームフレグランスで使いたい香り」の結果です。

・「香水やボディクリームなど身につけたい香り」
(1)ローズ
(2)グレープフルーツ
(3)石鹸の香り

・「ルームフレグランスで使いたい香り」
(1)ラベンダー
(2)グレープフルーツ
(3)ローズ

身につける香り・ルームフレグランスともにローズの強さが際だちますが、世の中のローズ系フレグランスって、あまりにも多種多用な香りがあって悪い香りという意味ではなく「これがローズ?」と首を傾げたくなるモノも少なくありません。

私のカンでは、ローズの圧倒的な強さは、ローズのイメージのよさも大いにあるのでは?と考えます。特にこの3年くらいブームですので、平時だともう少し下がってきそうです。

ルームフレグランストップのラベンダーは、特徴が良く出ています。ラベンダーは、やはり自分に付けるには個性がありすぎるのかもしれません。優雅さよりは清潔感や大地の広がりのようなイメージがあって、すべての女性に手軽に付けられる、というわけには行きませんよね。

上記リストには入っていませんが、身につける香りでは、ラベンダーのランキングは5位でした。

しかし、女性に「環境としてラベンダーの香り」は好まれるところを見ると、メンズフレグランスとして男達には優れた香りではなないでしょうか?・・・ということで、ここで当社の新製品『ラベンド・サンタル』という商品をPRしておいきます。ネーミング通り、ラベンダーとサンダルウッド(白檀)というかなり濃厚な香りです。5月頃リリースできると思います。

2位の「グレープフルーツ」はどんなシチュエーションでも好まれる結果となりました。柑橘系・シトラス系は地中海一帯ではすごく好まれる香りで、具体的にはイタリア人、フランス人、スペイン人にアンケートすれば間違いなく1〜3位くらいに入ります。

ところが、イギリス、北フランス、ドイツ、その上の国々に行くと案外柑橘系は「物足りない」と感じられるらしく、意外にもアニマル系周辺に人気のトップが来ることが多いようです。日本人の香りの嗜好はイタリア人やフランス人の似ているようです。

あと「石鹸の香り」は謎の香りですが、おそらくニュービーズの香りなんでしょうか?

上記リストには入っていませんが、「香水やボディクリームなど身につけたい香り」と「ルームフレグランスで使いたい香り」、ともに4位は、

「グリーン系」

でした。グリーン系は今後人気をのばしてくると思います。世界的にナチュラル志向が進んでいますので世界的な現象になると予想されます。

意外だったのは「ジャスミン」がどちらも低いランキングになっており、これはいかに?ちょっと甘すぎるのでしょうか?ジャスミンは、本当はとろけるような香りなんですけどね。芳香剤の会社さんなどがトイレの香りなどに多用されているのも一因かな?残念です。

ちなみに、お気に入りブランド香水ランキングは・・・
(1)イヴ・サンローラン「ベビードール」
(2)ランコム「ミラク」
(3)シャネル「チャンス」

(2008-02-10)
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