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( 香水工場の日常 )

かわいそうだが、香水の「崖っプチ・セット」
※復活決定!->香水「崖っプチ」、マイフレグランスで製品化(2011/11/21)

多すぎる香水の種類


当社の香水は60種類以上。企業規模の割にはちょっと多く作りすぎました。

製品の種類が多いと、原材料の種類も増え、在庫も増え、リスクも増え、トータルコストが増えます。たとえば、ラベルが1種類増えるだけでデザイナーさんにデザインしてもらい印刷屋さんお願いし・・・と、コストは単純に種類ごとに積み上がります。

2年くらい前から「もう限度」という状況になり、新作を作ると同時に廃盤製品も決めようというポリシーに軸足を移しました。


香水の新作・廃盤ミーティング、そして廃盤候補


製品の「新作・廃盤ミーティング」は毎年8月に行われ、翌年の新作候補の協議と、その年に廃盤になる候補が選ばれます。そして、2011年の廃盤候補は下記の5種類。

秋桜(コスモス)・・・本当にいい香りなんです。

春告げ草(梅)・・・梅の香りが多くなり存在意義が問われている。

牡丹・・・実際の花は豪華な割に香りがないのでイメージしにくかったか。

桂の木・・・葉っぱが甘く香るステキな木ながら、やはり香水とは遠かったか?

ういきょう(フェンネル)・・・ハーブなので香水のイメージと遠いかも。



『崖っプチ・セット』(Gake petit)


そして、今年は「なくなるかもシリーズ」をセットにして年末まで販売することになりました。

名付けて、香りの『崖っプチ・セット』(2011)。文字通り「崖っぷち」の香りたちです。

お客様の意見などを参考に最終決定となる予定です。


廃盤になっても・・・救済策は?


しかし、たとえば「ういきょう」は、あまり売れない製品ですが、非常に強いファンが付いている製品でもあるのです。

似たような製品に「クローバー」があります。昨年廃盤になりましたが、未だ復刻希望のメールをいただきます。

香りは個人ごとに好みが分かれており、愛着は他の嗜好品と比べて長く心にとどまるようです。

そういう強いファンの方々には、何らかの救済策を実施できないか検討中です。「崖っぷち」の廃盤が完全に確定したわけではありませんが、何らかの救済策を設けることができるといいのですが。


(2011-09-20)
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