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( 香水工場の )

香る生活


携帯サイト、孤独死?(2)

制約が多かった携帯サイト


ガラケーもPC用のWebを閲覧できましたが、技術的な制約が多く(cssやJavaScriptが使えないなど)、多くのWebオーナーは、PC用とケータイ用で別々のサイトを運営していました。

(個人的には携帯サイトの文字コードが事実上「Shift_JIS」限定になっている点は負担が大きい。現在では「UTF-8」が主流なので、携帯・PC・スマホ間でコンテンツのシンプルな共有に難あり)

スマホは、そういう制約が少なくPC用サイトがそのまま利用できます。

(それどころか、現在ではスマホ用に最適化されたサイトが主流)。

日本でのスマホ普及の劇的転換点は2011年東日本大震災ではなかったでしょうか。多くの人がリアルタイムに災害情報や安否情報を必要としており、私の周囲でも次々にスマホへの乗り換えが始まりました。


古い世代は2台持ちも多い


現在、私の場合、モバイル端末は「データ専用スマホ+ガラケー」という2台持ち状態です。

若い世代はスマホ一台で完結するかと思いますが、私のようなガラケーと暮らした時代が長いとガラケーも捨てがたいですね。


ひっそり孤独死?


ガラケーを所有する人は未だ多くても、ガラケーでネット(Webやメール)を使う人はかなり少なくなりました。また、サービスプロバイダーもガラケーサービスをどんどん終了しています。

当社の携帯サイトも利用者はすくなくなりました。以前、社内の更新ミスで携帯サイトが使えない状態に陥っていたのですが「携帯サイトは終了したのですか?」というお問い合わせではじめて気づきました。

調べると1ヶ月もの間ダウンしていました。


発想を変えるという選択も


発想を変えれば、ユーザ数は減少し続けると思いますが、すべての人が離脱するわけでなく、一巡すればある程度のユーザ数は残るわけで。

大手の携帯サービスはほぼ廃止されますからライバルもいないわけで、ニッチにおいしい分野かもしれません。

たとえば、昔懐かしいフロッピーディスク。私が学生の頃、全盛でした。

今は見渡す限り誰も使っていないように見えますが、確実な需要があり100円ショップなんかでも販売されています。


携帯サイトの今後(1)
携帯サイトの今後(2)

(2016-08-02)
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