香水Bizブログ

日本の香水メーカー武蔵野ワークス
香水創りのブログ (誤字脱字多し、気になる方は近づかないで欲しい)

Eau de Parfum 「ローズマリー」
今年「5月の贈り物」、オードパルファン「ローズマリー」の香りを社内スメリングしました。その感想をレビュー(2017/04/01)

オードパルファン「ローズマリー」

(2017年「5月の贈り物」は、オードパルファン「ローズマリー」)




社内スメリング会で選ばれた香り


今回、5月の贈り物としてリリースする製品は、オードパルファン「ローズマリー」。最初のスメリングは2月でした。この段階で、試作品は4点程度できていました。

制作担当のパフューマーは、繰り返しニオイをかいでいるので、本人もわからなくなっています。そこで社内のスタッフが集まって社内スメリングをやるのですが、はじめて試す人間が多いので、新鮮な意見が出ます。

当社のスメリングは、数字ラベルだけが付いた裸ボトルを使います。それで前説明や情報を出さずに行います。タイトルさえ明かしません。

前説明がないと、一般のお客さまに近い感覚で感じることができますので、大切なスメリング手法です。が、今回はいきなりわかりました。

「ローズマリー!」

はっきりローズマリーとわかる香りでしたので。ローズマリーをアレンジした部分のバリエーションが数種類。同じローズマリーでも香水にアレンジすれば、全然違った印象の香りになります。

そして、そのときの試作の中から選ばれたローズマリーが、今回のオードパルファン「ローズマリー」です。


ローズマリーの香水って、多い?


ハーブ系香水は売れないを書くくらいですから、マーケティング担当の私には若干の危惧が。

担当パフューマーに「ローズマリー香水を作ろうとしたキッカケは?」と質問したところ「好きだから」とだけ。今回も市場性は考えられていないようです。

しかし、ローズマリーの一番の使い方は、やはり、食用ですよね。ローズマリーの香水って、珍しいんでは?と言えば、いろいろ反論されてあっさり撃沈。

ハーブ香水は売れないという固定観念が私の頭の中に居座っているので、そういう気持ちでしたが、思い返して見れば、いろいろありますね。

それどころか、香水の起源と言われている「ハンガリーウォーター」の初代処方には、このローズマリーが配合されたとも(正確な文献は残されていない)。

ハンガリー王妃エリザベートが考案したとも、献上されたとも諸説あってよくわからない香水の起源ですが、自分自身、案外長い時間かけて調べて書いたブログ「香水の歴史」(2006年)で書いておりました。

真偽はあるにせよ、ローズマリーが香水原料として、香水の起源初期から愛用された事実は明白です。

と考えると、ローズマリー香水って、由緒ある香水でないか!と自己完結しました。

5月の贈り物(ローズマリー)
(2017-04-02)
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