Product Details
取扱商品詳細
25mL
4mL
香りの特徴とタイプ
5月の贈り物の香りの説明

5月限定リリース・・・『5月の贈り物』(おくりもの) Eau de M
武蔵野ワークスが、5月に限定リリースしている香水です。毎年、同じネーミングで違うテーマの香りをリリースしています。
2025年の「5月の贈物」は「黒文字の花」です。
日本のほとんどの山林に自生するクロモジの花をイメージした香りです。和精油(国産精油)のクロモジをベースに香りを創りました。
クロモジは4月頃、小枝の節に小さな淡黄緑色の可愛らしい花をつけますが、その香りは多くの場合、ほとんど感じられません。本製品『黒文字の花』はクロモジの花のイメージからその可愛さや野生美、そして森の空間を表現しました。
シトラスノート(レモン、柚子、グレープフルーツなど)とカモミールが黄色の花を象徴し、ローズマリーとシアーノートがお花の透明感をプラス。ウッディーノート(シダーウッド、ヒバなど)とグリーンノート(ゼラニウムなど)が森の雰囲気を演出します。
静かな山林の中に息づくクロモジの息吹を感じてもらえればと願っております。
香りのタイプ
- ウッディ:
- グリーン:
- シトラス:
香りの変化
- トップノート:クロモジ、レモン、柚子、グリーンノート、etc.
- ミドルノート:ゼラニウム、ローズウッド、カモミール、etc.
- ボトムノート:シダーウッド、ヒバ、etc.
男性度・女性度
- 男性度:
- 女性度:
- トータル評価:ユニセックス
おすすめ評価
- おすすめ度:
- トータル評価:おすすめします!ただし、お好きな方とそうでない方に分かれます。
製品のタイプについて

フルボトル(25ml)
- フローラル・フォーシーズンズ 25mLシリーズの香水瓶(ネジ式)
- 女性の手のひらにちょうどなじむフォルムと大きさ。ボトル高58 x 幅45 x 奥22mm
- 噴霧量・吐出量:ワンプッシュ0.07ml
- 使用回数:約360プッシュ
※写真は、ボトル形状をお知らせするためのもの、同じシリーズの写真

キューブボトル(4ml)
- フローラル・フォーシーズンズ 4mlシリーズの香水瓶(ネジ式)
- 小さくカワイイ(スモカワ)フォルム。ボトル高28 x 幅23 x 奥14mm
※写真は、ボトル形状をお知らせするためのもの、同じシリーズの写真
お客様の感想・レビュー
香水アドバイザーのささやき
失敗しそうなポイントや誤解されがちな注意点を香水アドバイザーが辛口コメント。ご購入時の参考にご利用ください。
「クロモジ香水」の制作プロジェクトはかなり前から話がでていたが、ようやく実現した。
こちらも万人受けするタイプの香りではないので商業的にはどうかという葛藤はあったが、いかんせん、和精油・国産精油であることの魅力は大きい。
アロマセラピーでは近年、和精油ブームが起きており注目度が高い。しかし化粧品業界・香水業界で言えば、国産精油を原料として採用するには厳しいものがある。
背景を話せば長くなるのでここでは省略するが、日本の化粧品ブランド・香水ブランドが日本の精油をあまり利用しない事情を知れば致し方ないと思えるはずだ。そういう当社も精油は多くが海外からの輸入・・ローズオイル、ラベンダー、ローズマリー、グレープフルーツ、ベルガモット、サイプレス、フランキンセンス(乳香)、白檀・・など。当社が使用している国産精油といえば・・柚子(ユズ)、桧(ヒノキ)、月桃(ゲットウ)、薄荷(ハッカ)。
今回、黒文字(クロモジ)精油を使用した香水をリリースすることとなり国産精油の採用リストのアイテムが一つ増えることになった。
さてクロモジ精油の話をしよう。
クロモジ精油は枝葉に含まれているので、当然ウッディでグリーンな香りであるが、おもしろいことにリナロールを多く含んでいる。
リナロールとは花の香りの特徴的な成分である。だから、お花のような香りもするとされる。しかし、私が全国数カ所のクロモジ精油を生でスメリングした範囲では、お花風の印象はかなり薄く、やはりウッディでさらにスパイシーさを感じた。
今回リリースする『クロモジの花』はクロモジ精油ベースにしているので、ウッディ+スパイシーが全体的な印象を形成しており、そこにシトラスの爽やかさとグリーンな植物くささが加わる。いかにも森の中のニオイなのだが、逆に都会で似合うナチュラル感・おしゃれな感がある。
ダンディなオヤジ達にはエグゼクティブ風の雰囲気を醸し出してくれそうだし、女性が付ければ奥深い存在感、凛とした強さを漂わせる香りではなかろうか。30歳以上の大人な男性・女性におすすめしたい。とはいえ現代の若者たちはふしぎなことに、いろいろな世代の香りを使いこなす人も多い。もしかしたら若い人にもマッチするかもしれない。
私の仕事は自社香水を売ることなのでよいことを並べてみたが、悪い点もある。まず万人受けするような香りでないこと。それに、たぶんこの香りは付ける人を選ぶタイプの香りで、似合わない人と似合う人に分かれるだろう。
当社のお客様には「新作が出たらとにかく買いたい!」という熱い方がおられる(本当にありがたい、当社が倒産しない原動力)。だが「ちょっとリスクがある」と感じたら、まずは買わずに忘れてほしい。世の中にはすばらしい香水がたくさんある、『黒文字の花』は逃しても惜しくはないはずだ。(しかし、もしテレビショッピングなどで大騒ぎしてる香水を買うくらいなら・・『黒文字の花』の方が・・)