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メルカリで販売されている!企業側の気持ち
時代の変化なんですね (2018/12/18)

mercari
( 勢いがある今時の会社さん )


メルカリさんの快進撃


メルカリがサービスインしたとき、ヤフーオークション(現ヤフオク)のようなサービスと理解した。

そして、この種のサービスとしては、ヤフオクがすでに圧倒的な知名度を確立しているので、成功は厳しいのではと感じた。

予想は軽く外れ、メルカリの快進撃はご承知のとおり。

私はメルカリを利用したことがないので詳しくないが、当社製品が出品されていることを知って、ちょっとのぞいてみた。

驚いたことは、使いかけの化粧品(当社製品ではないが)が出品されていたこと。


「使いかけ」化粧品も?


「使いかけ」が、悪いという意味ではない。

使われなくなったものが、ムダに廃棄されず、誰かの役に立つなら、社会的にも環境的にもいいのではないだろうか。

しかし、おじさん・おばさん世代の我らには、文化的なギャップを感じる。

家族や友達の使いかけならわかる。しかし、どこの誰かもわからない人が使ったモノだ、アラフォー以上の人なら、抵抗感あるのではないか?


「使いかけ」化粧品の安全性は?


私なら、誰かの手に触れたものや、どういう状態で保管されていたかわからないものは、ちょっとリスクを感じる。

異物混入や劣化も起こりうるし、世の中には、悪意を持って有害物や危険物を混入し、第三者に起こるであろう不幸を喜ぶ人もいる。

神経質で考え過ぎかもしれない。

化粧品の場合、通常の販売ルートでは、商品が消費者に渡るまで、メーカーと販売店がそれ相応の保管を行っている。

しかし、いったん不特定の人の手を介在すると、前所有者の特定すらできない。

さらに悪いことは転売された商品は、転売が繰り返されるリスクがあるので、自分の手にそれが渡ってくるまでに何人が、そして、どんな人が介在したかもわからない点かな。


しかし、メリットも大きい


「使いかけ」化粧品をメルカリでよく買うという若い女性のことが書かれた記事を読んだ。

なるほど、と感心した。

彼女には自分のお気に入りのコスメにこだわりがある。

店頭で一度試した程度ではわからないのである程度使い込みたい。が、だからといって、全部新品を購入していたら、お金がもたない。

安価な中古品なら、テスト購入としてリスクを抑えられる。

また、新品を購入する場合は、失敗したら再度販売できるという安心感があるので、高額なものでも比較的に買いやすい。

セカンドハンド・マーケットの存在は、確かにありがたい。

若い世代は、合理的だ。

世の中を変革する者は「ヨソ者、バカ者、若者」。これからの時代は、多くの人とシェアすることが、経済的にも環境的にも普通の考え方になっていくに違いない。


当社香水が販売されていたケース


一年前、当社の香水がメルカリに出品されていたことをスタッフが発見した。

こちらは新品だったので、安全性は問題ないと感じた。

しかし、メルカリで新品を当社価格よりも安価に販売されていたので、当社としては営業上競合する。

正直、嫌だなと感じた。

ただ、なぜ定価より安く販売できるのか、不思議だった。

欧米のブランド商品は、正規代理店を介さない並行輸入という手法があり、安くできる理由がわかるが、当社は直販のみで、卸もしない、ディスカウントも行わない。

説明には「不要になったので」「多めに買いすぎたので」とあったが不自然だった。

この出品者のこのケースに限った話だが、別の詐欺事件との関連性が疑われ、最終的に警察沙汰となり、その課程で出品はいつのまにか取り下げられていた。

出品と事件との関連性は、それ以上捜査しなかったので、現在でも不明である。


難しい問題


他にも、当社製品で出品されている製品がある。ベタガードとローズジェルだ。

当社のスキンケア類は、まれにお買い得キャンペーンを実施しているので、その期間中に購入されたものが、流出しているのではないかと推測している。

こちらは合法的な行為であり口を挟めるようなものではない。

しかし、当社の営業と競合することになるので、心情的には嫌だなと思わないことはない。

(ただ、メルカリで販売するには有名ブランドなら心配いらない、ウチのようなローカルブランド商品を販売しても買い手はあるのか、と逆に心配になる)


とくにローズジェルは、ちょっと悩ましかった。

ローズジェルは、今年最後の販売だったため早々に完売し、購入したくても購入できないお客様が多少発生している。

もし、最初から転売目的で買い占められたようなことがあったとすれば、当社にとって本末転倒な企画となる。

当社のお客様の利益を保護するためにも、これからは、何からの対策の必要性を感じる。

今後開催するキャンペーンは、第三者によるメルカリでの転売の可能性も想定してキャンペーン・プランを作成していく時代になったようだ。

(2018-12-18)
<ベタガード、年間2万個計画 | マスコミに取材されたい?>
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