香水biz ブログ

( 香水工場の日常 )

(体験談) コロナ感染によるニオイ障害
身近な臭覚障害・・ (2021/02/23)


( 接触感染はまれで、飛沫感染が圧倒的に多い・・「接触感染はまれ」は本当か?COVID-19 rarely spreads through surfaces. )


コロナ感染の嗅覚障害


先日投稿した記事、「ニオイがしない! 恐ろしい新型コロナ」を読んだお客様よりメールをいただいた。

コロナ体験談だった。

長年のお客様で、当社セミナーで、実際にお会いした方でもあるので、あいさつ代わりのメールだった。

身近な人による実体験ははじめてだった。

コロナ・パンデミックとはいえ、私には、昨年の11月まで、ニュースだけの世界だった。

しかし、12月 → 1月 → 緊急事態宣言という課程で、近所の小学校や中学校で感染者がでて、知り合いが PCR検査 (陰性ではあったが)、といった情報が入ってくるたびに、外堀が埋められていく、なんとも実感が伴う状況だった。

そして、ついに身近な人からも出てしまった。


嗅覚障害は、大したことない?


テレビでニュース見ていたら、インタビューされた若者が「嗅覚障害は、大したことないけど」と言っておらた。

ニオイがわからなくなることは、味覚を失うこと、食べる楽しみがなくなる。

同じく後遺症として報告されている脱毛や激しい倦怠感と比較しても、苦しいことには変わりはない。

コロナ嗅覚障害の場合、パロスミアと言って、水が漂白剤の味に感じられたり、ワインがガソリンのように感じられるといった事例も多い。

ある記事で読んだ体験談はこうだ:


退院した時も嗅覚は戻らなかったのですが、しばらくして息子のオムツ替えをしたらちゃんと匂いを実感。

いつもなら『クサ!』となるうんちの匂いに安心し、幸せな匂いなんだと改めて実感しました。


ウンチのニオイで、幸福を感じる瞬間、リアルな体験ですね。


パフューマーの間で有名な鼻のクスリ、亜鉛


調香師(パフューマー)は、よく牡蠣(カキ)を食べる。

牡蠣には亜鉛が多く含まれているためです。

嗅覚障害と亜鉛との関係は、以前から指摘されており、香水業界やパフューマーの間では有名な話。

嗅覚障害の方は、血中の亜鉛濃度が低いことは事実らしい。

しかし、亜鉛をとれば、すべての嗅覚障害に効くかというと、そうでもない。

とはいえ、嗅覚障害の治療法は、ほとんどなく、すがるような手段。

今回、コロナ・パンデミックの影響で、亜鉛サプリメントは、きっと売れているはずだ。


コロナ嗅覚障害の体験談


前段が長くなったが、お客様からの投書をご紹介します:


唐突ですが、実は1月上旬にコロナ感染してしまいました。

経路不明です。

通勤時、社内でも基本マスクはしてましたし、手洗いマスク3密は避ける、大勢の会食は控える、等々普通にしてきていたので何でどうやって感染してしまったんだろう??でした。

最初は変な寒気が来て、一日38度超えの熱が出たのですが、翌朝には下がったので、多分ただの風邪だったんだろうと思いつつ、咳や鼻づまりも続いていたので念のため、と受けたPCR検査で翌日陽性と出てしまいました。

そして翌日に嗅覚がダメになり、その翌日に味覚がダメになりました。

それであぁ、本当にコロナなんだな、と実感しました。

比較的自慢の嗅覚(笑)だったので、結構ショックでした。

コーヒーの匂いも、洗顔せっけんのいい香りも、そしてトイレに入っても、匂いなしです。

(中略)

8日目位にやっと、どくだみ茶の香りがうっすらした時は、あ!回復に向かったかも!!と希望が出てきて嬉しかった。

今は9割方、嗅覚も戻ってきた感じがします。

でも長期間治らない方もいるとのことですので、本当に未知の病気ですね。




「どくだみ茶」か・・と思いましたね。

お若いのに、どくだみ茶をお飲みになるのか、とやや視点ズレで読ませてもらったが、やっぱり、どくだみ茶は効く気がした。

短期間に、かなり回復されたとのこと、ほっとする。

このまま完全・完治をお祈りするばかりです。


(2021-02-23)

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