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( 香水工場の日常 )

香りの花:オシロイバナ
夕方から夜に香る癒やしのフローラル (2021/10/03)

オシロイバナ( 近年、香りが弱くなる傾向を感じるオシロイバナ [2021/09/27]近所で撮影 )


オシロイバナの香り


オシロイバナには、香りがあることをご存じですか?

Wikipediaにはこんな説明が・・

・花は夕方開き、芳香がある。このため和名としてはユウゲショウ(夕化粧)とも呼ばれる

・英語では「Four o'clock」、中国語では「洗澡花」(風呂に入る時間から)


端的な説明ですね・・日本語の「夕化粧」はすごく詩的な響き。

中国語の「洗澡花」は夕方から香ることの特徴がよく表現されたきれいな言い方。

英語は、ずばり「午後4時から香るぜ」かな? 世界中で愛されていることがわかる。


今さらながらオシロイバナの魅力


そのへんで、無造作に咲いているので、案外、意識して、しげしげと見ることが少ない花。

なんですが、色彩はきれいだし、花はかわいい。それに長い期間咲いている。すごくありがたい花なんです。

黒い種には純白の実が詰まっており、それを白粉(おしろい)にみたてて遊んだ人もいるかもしれません。

オシロイバナ( 白粉ような白い実 )

オシロイバナは見た目の愛らしさ以外に香りが魅力的。

キンモクセイのように「これが私の香り」といった特徴的な香りではない。

が、ふんわり優しいフローラル。汎用的な「お花の香り」、ある意味ブーケ調な香りと言えるかも。

強くはありません、かすかに、ほのかに香る。

どうです?・・雑草のように生命力旺盛で、見た目可愛く、香り芳しく、それでいて主張しないところが、もっと評価されてよい花だと思ってしまう。

(企業内にも、こんな優秀で縁の下の力持ち的な人いるよな~と、人間社会と重ねてしまう。人間社会は、どちからといえば、アピール力がある人にスポットが当たりますけどね)


制作依頼がたまにくるオシロイバナ


オシロイバナの開発リクエストは、過去数年で数件いただいています。

多い方ですね。

しかし、特徴的な香りが薄い、これがオシロイバナといってもピンと来ない製品になるのではないかと思う。それと、その他事情があり、製品化は現状、予定がありません。残念です。

しかし、日常的に出会える機会が多い花です。

チャンスがあれば、みなさんも、オシロイバナを再度見直してみることをおすすめしたい。



(2021-10-03)
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