( 香水工場の )
香る生活
男性香水はレゾンデートルたるべし
(2026/01/19)
( 香水を付ける男性は以前よりも増えました )
「Raison d'etre(レゾンデートル)」はフランス語。その意味は(存在理由や存在意義、転じて生き甲斐)。
とっても哲学的な響きですね。
フランス人の発音で Raison d'etre を聞くと「デートル」の「トル」の部分は鼻母音というですかね、日本語にはない音で、息が鼻から抜ける音だけのようでよくわからない。私には「レゾンデール」に聞こえたりする。
英訳だと「Reason for existence」になりそうですが、念のため Google Gemini さんに聞いてみると、一番近い表現は「Reason for being」がよいとのこと。だが、多くの場合「Raison d'etre」をフランス語のまま使うのだとか。
英米においても、それだけすでに独特なニュアンスを獲得しているワードなのかと驚きです。
(香水の英語は「Perfume」なんですが、英語圏の人は香水を「Eau de Parfum」などあえてフランス語のまま使っているケースが多い、似た状況なのかな?)
香水は長い間、女性用コスメのイメージでしたが、近年、というか20年くらい前から世界的にメンズ香水も流行し、今ではすっかり定着した印象ですね。
定着したといっても当社での男女による顧客比率は(氏名からの推測で)3対7、あえて男性名で購入される方もおられるので、そういう事情も勘案すれば2対8あたりでは?・・
ということで圧倒的に女性に愛されていますが、それまでほぼ皆無だった男性利用者の存在を思うと世の中は変わったものです。
香水業界では2000年代、頭打ちとなった香水需要を開拓すべく男性へのアプローチが盛んになり、なんだかんだ10年くらい強力なマーケティングやプロモーションが展開されました。
その結果、男性香水も珍しくなくなりましたが、かといって業界が期待したほど普及したわけでもない・・が多くの業界人の共通した認識ではなかろうか。
メンズ香水マーケティング盛んな頃は、テレビCMなども多く流れておりました。その内容はチープすぎて笑えるものが多かったな~という記憶しかありません。
たとえば、若い男性が香水を一吹きすれば女性たちがゾロゾロと付いてきて追いかけ回されるといったもの・・(ボクら男たちのありがちな一方的妄想ではあるが、あまりにも非現実的でバカバカしいレベル)・・メンズ香水のイメージの低落ぶりが逆に露呈していた。
たとえば、・・
とはいえ、香水を使う習慣がない男子たちに香水を使わせるには?・・というテーゼにはやはり現実的に本能由来の「モテた~い!」という強烈なモチベーションに取り入ることが一番結果が出るだろう・・チープだったが、当時のテレビCMには選択の余地がなかったかもしれない。
しかし、そんな時代でも私の知人はメンズ香水に対して「こうあるべき」という信念を抱いていた。彼曰く「男の香りはレゾンデートルたるべし」だった。
その意味は「オトコの香りは残り香=存在感であること」
女性と会う、そしてわかれた後、彼女の記憶の中に彼の香りが残ること。
香りは男性の存在を感じさせる、実態に対する無形の存在感みたいな意味なんだろう。
もっと言えば女性を守る守護神やゴースト(映画のあの『ゴースト』)のような存在とまでいくと考えすぎの妄想になるが・・
香りと本人の雰囲気が合っていなければいけない種類の香りだから、香水単体だけで完結する話ではないが、香水の方にそれだけの力はあるべき。
また香水は一吹きで女性たちがゾロゾロと追いかけてくるようなツールではない。それだと薬物ですからね。香水はもっと格調あるべし、と私も思うんです。
『樹海』が好調です。
私には男性のレゾンデートル的商品なのですが、ご購入者は圧倒的に女性なんですよね。

(2026-01-19)

レゾンデートルとは?
「Raison d'etre(レゾンデートル)」はフランス語。その意味は(存在理由や存在意義、転じて生き甲斐)。
とっても哲学的な響きですね。
フランス人の発音で Raison d'etre を聞くと「デートル」の「トル」の部分は鼻母音というですかね、日本語にはない音で、息が鼻から抜ける音だけのようでよくわからない。私には「レゾンデール」に聞こえたりする。
英訳だと「Reason for existence」になりそうですが、念のため Google Gemini さんに聞いてみると、一番近い表現は「Reason for being」がよいとのこと。だが、多くの場合「Raison d'etre」をフランス語のまま使うのだとか。
英米においても、それだけすでに独特なニュアンスを獲得しているワードなのかと驚きです。
(香水の英語は「Perfume」なんですが、英語圏の人は香水を「Eau de Parfum」などあえてフランス語のまま使っているケースが多い、似た状況なのかな?)
香水利用者の男女比率
香水は長い間、女性用コスメのイメージでしたが、近年、というか20年くらい前から世界的にメンズ香水も流行し、今ではすっかり定着した印象ですね。
定着したといっても当社での男女による顧客比率は(氏名からの推測で)3対7、あえて男性名で購入される方もおられるので、そういう事情も勘案すれば2対8あたりでは?・・
ということで圧倒的に女性に愛されていますが、それまでほぼ皆無だった男性利用者の存在を思うと世の中は変わったものです。
チープだった昔のメンズ香水プロモ
香水業界では2000年代、頭打ちとなった香水需要を開拓すべく男性へのアプローチが盛んになり、なんだかんだ10年くらい強力なマーケティングやプロモーションが展開されました。
その結果、男性香水も珍しくなくなりましたが、かといって業界が期待したほど普及したわけでもない・・が多くの業界人の共通した認識ではなかろうか。
メンズ香水マーケティング盛んな頃は、テレビCMなども多く流れておりました。その内容はチープすぎて笑えるものが多かったな~という記憶しかありません。
たとえば、若い男性が香水を一吹きすれば女性たちがゾロゾロと付いてきて追いかけ回されるといったもの・・(ボクら男たちのありがちな一方的妄想ではあるが、あまりにも非現実的でバカバカしいレベル)・・メンズ香水のイメージの低落ぶりが逆に露呈していた。
たとえば、・・
とはいえ、香水を使う習慣がない男子たちに香水を使わせるには?・・というテーゼにはやはり現実的に本能由来の「モテた~い!」という強烈なモチベーションに取り入ることが一番結果が出るだろう・・チープだったが、当時のテレビCMには選択の余地がなかったかもしれない。
メンズ香水はこうあるべきという信念
しかし、そんな時代でも私の知人はメンズ香水に対して「こうあるべき」という信念を抱いていた。彼曰く「男の香りはレゾンデートルたるべし」だった。
その意味は「オトコの香りは残り香=存在感であること」
女性と会う、そしてわかれた後、彼女の記憶の中に彼の香りが残ること。
香りは男性の存在を感じさせる、実態に対する無形の存在感みたいな意味なんだろう。
もっと言えば女性を守る守護神やゴースト(映画のあの『ゴースト』)のような存在とまでいくと考えすぎの妄想になるが・・
香りと本人の雰囲気が合っていなければいけない種類の香りだから、香水単体だけで完結する話ではないが、香水の方にそれだけの力はあるべき。
また香水は一吹きで女性たちがゾロゾロと追いかけてくるようなツールではない。それだと薬物ですからね。香水はもっと格調あるべし、と私も思うんです。
『樹海』が好調です。
私には男性のレゾンデートル的商品なのですが、ご購入者は圧倒的に女性なんですよね。

(2026-01-19)
< シヤージュ、香水の余韻 || 冬期、販売休止アイテム (2026年) >
search

