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( 香水工場の )

香る生活


野川公園のフジバカマ
(2026/10/04)

フジバカマ
( 10月2日来園、少し時期が遅かったが、枝にはまだつぼみが残っているので、あと一週間くらいは楽しめるかも )


武蔵野と野川公園


東京の多摩エリアには、武蔵野の風情を残した公園が多い。その一つ野川公園での一コマを今日はお届けします。

野川公園はワレら多摩人にはとっても有名な公園だが、知らない方も多いはずなので簡単に説明すると・・芝生の緑地と武蔵野の雑木林が混在する公園で「野川」という清流がアクセントとなっている。

田舎でも都会でもない武蔵野の美しさがしみる風景は、現代的なおしゃれ感があり、やや欧米的な異国情緒感も伴う。

隣接する国際基督教大学(ICU)が所有していたゴルフ場がこの公園のもともとの起源、そんな歴史を知るとなるほどと感じる。

公園北側を走る崖の連なり=「国分寺崖線」(こくぶんじがいせん)には手つかずの雑木林と無数の湧水群があり、これが公園の魅力をいっそう高めている。


余談ですが、国分寺崖線!


国分寺崖線の存在が、道路や宅地開発を阻んだことで、崖周辺に多くの自然が残り多様な動植物の共存を許す結果となった。

大岡昇平氏のベストセラー小説『武蔵野夫人』は、このあたりの国分寺崖線の上に建つ架空のお屋敷が舞台となった。

国分寺崖線は、立川~大田区まで30Kmくらい続くグリーンベルトの崖で、国分寺崖線上にはハイカラな住宅街が生まれやすい。

東京屈指の高級住宅街とされる田園調布や成城学園も、国分寺崖線上に形成された大正~昭和初期のニュータウンである。富士山が見えやすいなど眺望が富裕層の心に刺さるのかな。


野川公園の自然観察園


「自然観察園」は普通名詞に聞こえるが、いちおう固有名詞で、野川公園内の自然観察園といえば、一カ所しかない。

国分寺崖線の崖下に沿って拡がる自然保護区=サンクチュアリで、草ボーボーなエリアである。

この奥にあるこの崖を登ると国際基督教大学の敷地になるが、登ったことはないし、登ろうとすれば、血まみれになりそうな深い林となっている。


フジバカマ


さてこのサンクチュアリにフジバカマが群生しているのだ。

フジバカマ(藤袴)とは、秋の七草の一つで、優雅な香りが特徴。その香りゆえに平安貴族の女性たちに愛された花。

日本中の川辺に無数に自生していた野草だが、生命力はあまり強くないようだ。環境省レッドリストでは準絶滅危惧に指定されている、残念である。

今回は当社社長が短尺動画でフジバカマの様子をお届けしたい。

動画には誰もいない田舎の野道に見えるが、フィールドワークに来ていた小学生の群れが近くにわんさかいるのだ。

それに研究者らしきおじさま方の姿もチラホラあり、まったく寂しくもないし、静寂でもなく、クマに出会う心配もなかった点はよかった。

フジバカマ探検、みなさまも心満たされるフジバカマに出会う旅、いかが?







(2026-10-04)
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