( 香水工場の )
香る生活
「ねりこ2026版」リリース目前
(2026/10/27)
( スティック容器に変身 )
もうすぐ新ねりこがリリースされるので、今日はねりこ話でお付き合い下さい。
新ねりこは、壮絶な開発ストーリーもなければ、派手なデビューもない、当社らしい落ち着いた(または地味な)スタートが切れそうです。
旧ねりこは、昨年2025年の暮れに販売終了しました。
今回リリースする製品は、「次のねりこを作らなきゃ」という気持ちで、昨年の秋から社内で何度かブレインストーミングしてきた製品です。
ブレインストーミングといえば、大企業さんのビルの一室で、開発担当やマーケ部の精鋭たちが斯く斯く然々(かくかくしかじか)している雰囲気がありますが、工場長と私のブレストは、コーヒー香る喫茶店で世間話風にやっています。

当社にはベタガードというワセリンベースの製品があり、この処方がシンプルで「なかなか飽きが来ない」点が気に入っている。
ベタガードから得た教訓は、ムダに意味の薄い成分をてんこ盛りにするより、意味がある成分だけでなるべくシンプルな処方にした方が長く使える・・という結論。
新ねりこは、ベタガード処方をモデルにしています。
練り香水(ソリッドパフューム)を当社では「ねりこ」と呼んでいます。
「ねりこ」は、もともと社内での愛称でしたが、響きがかわいく言いやすいので、ついついお客様に対しても口外するようになり現在に至りました。
商品の正式名称は「練り香水」ですが、「ねりこ」とお呼びいただけるとうれしいですね。
今回のリリースは、テストプロダクションとして「1,000個」製造しました。
このまま正式商品としてアイテムを増やしてロールアウトすることになれば、それはそれでいい。
だが「ねりこ2026年版」のお客様レビューを拝見した上で、内容やパッケージなどを変更したりチューンアップした上で、年明け早々「ねりこ2027年版」のリリースも想定しているので含みを残した名称にしました。

見た目通り、容器を一新しました。以前は、メンタム缶のような形状のプラスティック容器でしたね。
メンタム缶型のプラ容器は「軟膏容器」(なんこうようき)や「プラ坪」(ぷらつぼ)と呼ばれます。
軟膏容器は小さくコンパクトですが、使用時には指先が汚れることで、ついつい使うことがおっくうになる人もでてくる。その点、中身がせり出してくるスティック型はいいですよね。
ただスティック型は、最後まで使い切りにくい点が難点。この辺は スティック容器、最後まで使えない問題 で触れました。

よりシンプルな成分にしました。旧ねりこも驚きのシンプル処方でしたが、さらにシンプルに。
主成分はベタガードと同じサンホワイト(高純度精製ワセリン)・・ということは練り香水でありながら、スキンケアとしても機能します。
少し専門的になりますが、ねりこ2026の成分を紹介します:
市販のスキンケアや練り香水の成分を見ると30種類くらい含まれるものも普通にありますが、新ねりこは、わずか5成分! シンプルでしょ?
さて、このねりこ2026、みなさまのお気に召してもらえる商品に仕上がっているのか?・・11月4日のリリース が楽しみです。
ご購入いただいた方には、ぜひ感想もお寄せ いただけると幸いでございます。
成分はどれもシンプルで安全性が高いのですが、「水添ホホバ油」の「水添」(すいてん)は何だ?という方もおられるでしょう。水添とは「水素添加」の略です。文字通り水素を付加する化学反応の技術なんですよ。
たとえばキシリトール。キャンディやガムなどに入っていて虫歯になりにくいあの糖分。キシリトールはトウモロコシの糖を水添処理したもの。
植物油を水添してできるマーガリンや、スクワレンを水添して作るスクワランなど、食品やサプリ、医薬品製造において水添はとっても利用される技術です。
新ねりこに配合される「水添ホホバ油」は、ホホバ油を水添したもの。その目的は液体ホホバ油を硬くすること。リップクリームみたいな固形体にするために必要でした。
最後に一言。ホホバ油も私がとっても信頼をよせる成分の一つ。砂漠の乾燥地帯で鍛えられたタフなホホバ油は、その成分組成が人間の皮脂にそっくり!=人の肌になじむ。そして酸化しにくい点もいいんです。

(2026-10-27)

新ねりこの開発ストーリー
もうすぐ新ねりこがリリースされるので、今日はねりこ話でお付き合い下さい。
新ねりこは、壮絶な開発ストーリーもなければ、派手なデビューもない、当社らしい落ち着いた(または地味な)スタートが切れそうです。
旧ねりこは、昨年2025年の暮れに販売終了しました。
今回リリースする製品は、「次のねりこを作らなきゃ」という気持ちで、昨年の秋から社内で何度かブレインストーミングしてきた製品です。
ブレインストーミングといえば、大企業さんのビルの一室で、開発担当やマーケ部の精鋭たちが斯く斯く然々(かくかくしかじか)している雰囲気がありますが、工場長と私のブレストは、コーヒー香る喫茶店で世間話風にやっています。

ベタガード風の処方
当社にはベタガードというワセリンベースの製品があり、この処方がシンプルで「なかなか飽きが来ない」点が気に入っている。
ベタガードから得た教訓は、ムダに意味の薄い成分をてんこ盛りにするより、意味がある成分だけでなるべくシンプルな処方にした方が長く使える・・という結論。
新ねりこは、ベタガード処方をモデルにしています。
「ねりこ」とは?
練り香水(ソリッドパフューム)を当社では「ねりこ」と呼んでいます。
「ねりこ」は、もともと社内での愛称でしたが、響きがかわいく言いやすいので、ついついお客様に対しても口外するようになり現在に至りました。
商品の正式名称は「練り香水」ですが、「ねりこ」とお呼びいただけるとうれしいですね。
「ねりこ2026年版」とは?
今回のリリースは、テストプロダクションとして「1,000個」製造しました。
このまま正式商品としてアイテムを増やしてロールアウトすることになれば、それはそれでいい。
だが「ねりこ2026年版」のお客様レビューを拝見した上で、内容やパッケージなどを変更したりチューンアップした上で、年明け早々「ねりこ2027年版」のリリースも想定しているので含みを残した名称にしました。

旧製品から何が変わった?
見た目通り、容器を一新しました。以前は、メンタム缶のような形状のプラスティック容器でしたね。
メンタム缶型のプラ容器は「軟膏容器」(なんこうようき)や「プラ坪」(ぷらつぼ)と呼ばれます。
軟膏容器は小さくコンパクトですが、使用時には指先が汚れることで、ついつい使うことがおっくうになる人もでてくる。その点、中身がせり出してくるスティック型はいいですよね。
ただスティック型は、最後まで使い切りにくい点が難点。この辺は スティック容器、最後まで使えない問題 で触れました。

成分はさらにシンプルに
よりシンプルな成分にしました。旧ねりこも驚きのシンプル処方でしたが、さらにシンプルに。
主成分はベタガードと同じサンホワイト(高純度精製ワセリン)・・ということは練り香水でありながら、スキンケアとしても機能します。
少し専門的になりますが、ねりこ2026の成分を紹介します:
●新ねりこ(練り香水)シリーズ
→ サンホワイト、香料、水添ホホバ油、ホホバ油種子油、トコフェロール(ビタミンE)
→ サンホワイト、香料、水添ホホバ油、ホホバ油種子油、トコフェロール(ビタミンE)
市販のスキンケアや練り香水の成分を見ると30種類くらい含まれるものも普通にありますが、新ねりこは、わずか5成分! シンプルでしょ?
さて、このねりこ2026、みなさまのお気に召してもらえる商品に仕上がっているのか?・・11月4日のリリース が楽しみです。
ご購入いただいた方には、ぜひ感想もお寄せ いただけると幸いでございます。
水添(すいてん)とは?
成分はどれもシンプルで安全性が高いのですが、「水添ホホバ油」の「水添」(すいてん)は何だ?という方もおられるでしょう。水添とは「水素添加」の略です。文字通り水素を付加する化学反応の技術なんですよ。
たとえばキシリトール。キャンディやガムなどに入っていて虫歯になりにくいあの糖分。キシリトールはトウモロコシの糖を水添処理したもの。
植物油を水添してできるマーガリンや、スクワレンを水添して作るスクワランなど、食品やサプリ、医薬品製造において水添はとっても利用される技術です。
新ねりこに配合される「水添ホホバ油」は、ホホバ油を水添したもの。その目的は液体ホホバ油を硬くすること。リップクリームみたいな固形体にするために必要でした。
最後に一言。ホホバ油も私がとっても信頼をよせる成分の一つ。砂漠の乾燥地帯で鍛えられたタフなホホバ油は、その成分組成が人間の皮脂にそっくり!=人の肌になじむ。そして酸化しにくい点もいいんです。


