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( 香水工場の )

香る生活


香水のプレゼントは難しい、と欧米人も感じている
なぜなら、香水は個人の嗜好が厳しく、有名な香水でも高価な香水でも、好きになれないものは好きになれない。

高価な香水も好みをはずすと、サイズの合わない靴をプレゼントされたようなもの。汎用性のなさがプレゼントとしてはかなり難しい商品です。

また香水のプレゼントは場合によって多少意味があります。

たとえば若い女性が男性から真っ赤なバラの花束をもらったら、とってもうれしい場合と気が重い場合があるでしょう。

香水には、薔薇ほどの意味はないにしろ、そういう意味合いも含みがちなので、香水に長けた欧米人も選ぶときは悩みます。

そんなわけでクリスマスシーズンやバレンタインデーが近づいてくると雑誌や新聞などに「彼女を喜ばせる香水選びの達人」「彼が気に入る香水の選び方」などの記事が頻繁に掲載されます。

香水選びに慣れているはずの彼ら、何を今さら、というような内容も少なくなく、むしろ日本人の私が驚かされます。

それでも日常的に香水をよく使用する彼らはいろいろな香水をもらい自分の化粧室にコレクションすることが嫌いではないようです。

(2005-11-29)
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