Home > ブログ
リスト表示 | (edit)
( 香水工場の )

香る生活


四十肩と肩こり
私事ですが、四十肩にやられました。調べれば四十肩は半年や一年くらいで自然治癒するケースが大半らしいのですが、シャツに腕を通せない不便さを味わってみて関節のスゴサを思い知らされます。

せっかくですので、自分なりの治療法はないかと実験中です。最初にトライしたのがビタミンオイル・マッサージ。ビタミンEをホホバオイルなどのキャリアに混ぜて肩に塗り込みます。

ビタミンEを高濃度に配合しましたが湿疹に見舞われ中断。湿疹が引いた頃、再度試すとまたもや湿疹が出たので再現性を確認できました。私の体はビタミンEオイルを受け付けにくい体質のようです。

しかし、この種のオイルを塗布すると、私の場合、不思議と痛みが緩和されることも確認できました。

次はビタミン剤の服用です。ビタミン剤は腰痛や肩こりに有効とされています。一日の摂取量を守り継続的に服用していますが、自覚できる効果は見られません。

市販の湿布薬やお医者さんオススメ体操などいろいろ試しております。今のところ決定打ナシです。



ところで、この四十肩、思わぬ副作用に見舞われています。「肩こり」です。

私の場合は、明らかに肩の関節炎症に併発された痛みですが、肩こりには日常的にもやや苦しんできたので、これをきっかけになんとなく無関心に過ごしてきた肩こりに対して「なぜ肩こりが起こるのか?」調べてみました。

多くの日本人を苦しめる腰痛と肩こりはとても一般的な病気で、近視同様、日本人の「国民病」の様相を呈しています。なので肩こりの原因などどこにでも書いてあるだろう、タカをくくってネットを検索すると意外も意外。わかったようなわからない説明ばかりで釈然としません。

肩こりの原因は、ストレスやホルモン異常、ときとして内臓疾患など間違いとは思いませんが、どこか「風が吹けば桶屋が儲かる」のようなすごく遠い因果関係のような・・・

本屋さんに行って何かないかと探すと講談社ブルーバックスの『腰痛・肩こりの科学』という本に、ズバリ

「頭の重心線が背骨線より前にある」

と。頭部の重心線が背骨線より前にあると、重い頭を無理な体型で支えることになり、その結果、肩こりが発症しやすいという内容が書いてありました。

要は「姿勢が悪い」ということです。これだけ?でもなんか納得できる説明と感じました。



なるほど、視力がよくない私はデスクワークの時、顔がPC画面に向かってやや前方に出ているかもしれまぜん。注意して観察すれば歩いているときも、食事しているときも、顔がかすかに前傾傾向にあるようです。背骨が、もっともバランス良く、最小限の力で頭の重量(5キロ程度らしい)を支えられるような位置に顔があることが理想的かもしれません。

英語には「肩こり」というコトバがありませんが、それは欧米人に肩こりが少ないから(たんに自覚症状がないだけという説も)だそうですが、たしかに姿勢がよい人が多く、体型の割には顔が小さくて重くないからでしょうか?

とりあえずこの説を信じて頭を若干後ろに引いて肩こりが緩和されるか実験してみたいと考えています。

(2007-09-11)
search
月一メルマガ

TOP