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紀元前レシピのシャワージェル
何度かお伝えしている「香るシャワージェル」(全身ソープ&シャンプー)の開発は依然として継続中です。

処方はかなりフィックスしてきました。端的に言えばその内容は、ズバリ「紀元前石鹸」&「紀元前シャンプー」を彷彿させるレシピになりそうです。

そもそも「石鹸の起源と歴史」は、推測でしかないのですが、羊の丸焼きのときしたたり落ちる脂と木灰と混じり合って固まった物が、なぜか洗浄力をがあることを発見したことから始まった!(のではないかという素朴な推測が一般的です)。

木材や藁、落ち葉などを燃やした後の灰はアルカリ性を示しますが、これと油脂を反応させると洗浄力がある何か=石鹸ができます。成分的には脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムとなります。

しかし、これだけですと匂いが強かったり、形がすぐに崩れたり、洗浄力が弱かったり・・・といろいろな欠点があるため改良に改良を重ねてきたものが現代の石鹸です。

石鹸の改良点は長い歴史の中で出尽くした感があり、もはや人類の洗剤は完全に石鹸とは別物の「合成洗剤」に比重が移っています。

「合成洗剤」にはそれだけのすばらしさがあり、現在の洗剤の主流が合成に取って代わられるだけの理由が存在しますので、合成洗剤を否定するものではまったくありませんが、それでも「石鹸」の素朴さと完全に天然成分由来であることを愛する人は少なくなく、石鹸は細々と命脈をつないでいる状態です。

「香るシャワージェル」(全身ソープ&シャンプー)は、現代の先進国ニッポンで「これだけ素朴なレシピで行く?」と呆れられるような「石鹸&シャンプー」になりそうです。

自分で楽しむ手作り石鹸を除いて商品化されている石鹸でこれだけ成分数を削減しているものはないと思われるほど、詰めるに詰めた「紀元前石鹸&シャンプー」です。隠し味にハイテク成分も入れますがあくまで天然素材。

ご期待ください。



「紀元前石鹸&シャンプー」の開発を依頼している化粧品製造会社さんとの打ち合わせ:

★国分・・・「毎日試作品を使用していますが、さすがに紀元前レシピだと洗浄力にややパンチが欠けるかも。それでお客様には2度洗いを進めるのはどう?」

★開発担当・・・「そう感じるのは国分さんが男性だからでは?メンズ化粧品やメンズ用トイレタリーは一般に皮脂がすべて流れ落ちてギシギシになる感触が得られるように設計したものが多いんですよ。そういう要望が男性には多いためなんです。お肌の健康上、皮脂を完全に落とし去る洗い方はあまり推奨しいない専門家が現在では多くなってきました。2度洗いもそれほどお勧めではないです」

★国分・・・「え?では、あの昔流行った垢擦りなんかどうなるんですか?」

★開発担当・・・「そ、それは・・・」

(2007-11-14)
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