香水Bizブログ

日本の香水メーカー武蔵野ワークス
香水創りのブログ (誤字脱字多し、気になる方は近づかないで欲しい)

九州の櫨3 ハゼ蝋の工場、荒木製蝋
●ハゼ蝋の工場、荒木製蝋

日本でハゼ蝋(櫨蝋)(ロウ)を生産している工場は現在、福岡の筑後地方、長崎の島原など数カ所。ハゼ蝋(櫨蝋)の話をお聞きするために荒木製蝋さんの工場に伺いました。西鉄大牟田線「江の浦」駅から歩けるとのことでした。

駅を降りればそこは人気の少ない田園地帯。小学校には子供たちの姿もセミの鳴くような子供たちの喧噪も聞こえてきません。今時の地方は車だけが行き交い人の姿は減ったように感じます。

地図を忘れたのでカンを頼りに歩くこと10分、前方に煙突が見えます。独特の匂いもしてきました。その匂いは好みが分かれます。

英語版Wikipediaの「Japan Wax」の解説では「RANCID」(バターの腐ったような臭い)と表現されていて頭にきますが、日本人がチーズをはじめて嗅いだときは似たような表現をしていたのでしょうからお互い様でしょうか。要は海外には存在しない匂いということは確かです。

長い間、ハゼ蝋(櫨蝋)はジャパンワックスという名でドイツ、イギリス、米国などに輸出されてきました。ドイツでは高級家具の天然ツヤ出し剤としてが使用されていました。

さて、その工場こそ目指す荒木製蝋合資会社さん。「江の浦」とう地名どおり近くには有明海が迫っていますが工場周辺はとってものどかな田園地帯。工場内は蒸気が立ち上り予想外にも若くて元気モリモリの職人さんたちが走り回るように働いていました。


(2007-11-13)
<紀元前レシピのシャワージェル | 米国で急伸、天然指向パーソナルケア>
page top:▲