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( 香水工場の )

香る生活


新ボトル(フラコネット)への移行完了
当社は、和の花の香りシリーズ「フローラル・フォーシーズンズ」のほぼすべての商品に対してサンプルボトルを制作し販売しています。

これは香水メーカーとしては珍しいことです。

化粧品会社で多いのは、新製品をリリースする際、膨大な数量の新商品の「無料サンプル」を制作し、マーケティング&プロモーション&製品周知活動として、広くばらまく傾向にありますが、「継続的に」かつ「有料」でサンプルを提供する形態は珍しいと思います。

プロモーション用の無料サンプルは配り切った時点でアウトというのが普通ですから「サンプルなのに有料」という点も珍しければ「持続的にサンプルが入手できる」という点も珍しいと思います。

このような当社のビジネススタイルに対してのお客さまの評価は概ね好評です。

「有料ながら、お試しサイズがあるのはうれしい」
「サンプルなのに有料、だけどうれしい」

今後も当社はサンプルボトルを前向きに制作していく予定です。そして、前向きに販売していく予定です。


しかし、このサンプルボトル(ミニボトル)のガラス容器はここ数年何度か変更してきました。フタが閉めにくい、という問題がありましたので閉めやすいモノに変更したところ、今後は開けにくくなるという問題が・・・こっちと引っ込めればあっちが出ちゃうという感じです。

国産にこだわった結果、長年国産ボトルで思考錯誤をやってきましたが、結果的にフランス製のフラコネットへ全面移行となりました。

フラコネットとはフランス語です。小さな試験管みたいなガラス瓶・ガラスボトルの総称。ネットワークやインターネットとは関係ありません。

昨年12月から在庫のサンプルボトルを順次フラコネットに切り替えていき、2月末日を持ちましてすべての切り替えが完了しました。

現在、サンプルボトルのガラス容器は、すべてフランス製フラコネットになっています。フローラル・フォーシーズンズの30mLボトルがフランス製になったのは去年、そしてそのちょうど一年後サンプルボトルもフランス製にリプレースされたことになります。

やはりフランスやイタリアは香水の歴史が長いだけに、周辺製品や周辺装置など、こと香水関連製品に関して言えば、多くの場合、細部で完成度が日本製より若干高いようです。わが日本の技術力を考えれば考えにくいことですが・・・それだけ日本では香水産業の成熟度がまだ満たないことや、マーケット規模の薄さに原因がありそうです。

(2008-03-13)
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