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通販のオキテ、配送用包装に気を配る
気づけば9月1日。月曜日ですね。夏休みが終わってとってもブルーな子供たちが学校に行き始める日です。友達と会えない夏休みに飽き飽きしていた子供たちには希望に燃える日かもしれません。欧米では9月は、日本の4月のように新学年を迎える国が多いので彼らには9月は特別な月です。

私たち日本人にとっては、9月からなんとなく暑くても寒くても「秋気分」です。きょうから年末に向かって気分が盛り上がって行きます。

さて、きょうは昨日投稿した「通販のオキテ、配送用包装を小さくする努力」の続きです。

ゴミは少ない方がいいということで、当社では許される範囲で商品サイズに合わせ小さな配送箱を制作する方針です。

また「過剰包装にならないこと」も大切ですし、素材も「頑丈すぎない」ことも重要だと考えています。

当社では配送の補助資材として緩衝剤も使用しています。当社が使用している緩衝剤は、一見、発泡スチロールや発泡プラスチックに見えるかもしれませんが、意外にもトウモロコシ(コーンスターチ)製の100%生分解性緩衝剤です。

20080901_delivery-box.jpg

生分解性の素材はたしかに環境に優しいイメージがありますが、実際はいろいろな意見や事実があります。実状はイメージよりかなり複雑です。

リサイクル・再生のために、結果的に生産時以上の石油を消費したりCO2を排出したり不必要で無駄なリサイクル製品を作るなど、環境に優しいイメージながら、一方では問題が指摘されるプラスチックリサイクルの事情を知ると「エコ」って複雑です。

生分解性がそのまま「100%環境に優しい」ということになるかどうか私にはまだ判断できません。特に本来食料にできるものを原料としている点はどうだろうかという疑問もあり、このまま生分解性緩衝剤がよいのかどうかはまだ判断つかない状態です。

また、先に「頑丈すぎない」ことも重要だと述べましたが、それは裏を返せば配送中の「破損リスク」を負うことになります。

これは微妙な問題です。

もし破損した商品が届けられたとしたら・・・そのとき顧客に与える失望や顧客から発せられるクレームを考えると梱包は「頑丈過ぎるくらい頑丈にしておこう!」というのが米国や日本の企業の今までの考え方でした。

頑丈過ぎる梱包は同時に過剰で処理が困難なゴミの排出を意味しますが、ゴミ処理は、その自治体任せ、国家任せ、「市役所さん、よろしく!」という発想です。時代はもうそろそろ曲がり角に来ている気がします。

商品が破損せず、かつ最低限で廃棄負担の少ないギリギリの配送資材と梱包工夫や梱包形状はもっともっと調査し工夫したいと考えています。



とりあえず当社配送資材の目下の課題はラベルシール。

現在当社の配送箱の口を留めるテープはガムテームではなく、大きめのラベルシールが使用されています。武蔵野ワークスからの荷物であることを一目瞭然と知らせる同時にデザイン的に美しいという理由でラベルシールが採用されています。

20080901_kuchidomeSeal.jpg
ラベルシール


このシールは厚手の光沢紙に強粘性の糊が貼付されていますが、強度が心配なため表面を薄い透明フィルムで覆っています。業界的には「PP貼り加工」や「PET貼り加工」と呼ばれます。

要はポリプロピレンフィルムやポリエステルフィルムでラベルをラミネートしているのですが、環境に敏感なお客さまからはこのラミネート加工はいらないのではないかという意見もあります。

当社の配送資材全部が紙製か生分解性で統一されているのに、ここだけが違和感があるのは確かですが、強度を考えると簡単には踏み切れません。

一年前から何度かラミネートなしの紙ラベルシールで配送テストを行った結果問題はありません。問題は、これが千個単位、一万個単位でどうなるかというと判断しかねます。

どうしようかなと悩みつつも、この秋の、どこからかのタイミングでPP貼りラベルシールは断念し、クラフト・ガムテープに戻るか、PP貼りなしのラベルシールへの移行を計画しています。

たかが口留テープですが、小さいところにも悩んでいきたいと考えています。

(2008-09-01)
<お肌に塗るアロマキャンドル | 通販のオキテ、配送用包装を小さくする努力>
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