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香水創りと香水ビジネスの日常

香水とアロマテラピー#2

香水の歴史:より華やかに


ところで、香水は、その中身がほぼ香料だけからスタートしましたが、次第にファッション性を帯びてくると、より華やかに、より持続性が強く、より新規な香りへと要求がエスカレートしていきました。

ナチュラルな天然香料だけだった香水原料は、その進化の課程で次第に様々な成分が採用されるようになります。そして「医香同源」や「薬香同源」というコンセプトから少し離れた存在へと変貌していきました。


自然を越え、自然に回帰する香水


過去100年、香水の歴史は、まさに「自然を越える香り」が次々に既存の香りを塗り替えてきた歴史でした。

しかし、今時の香水トレンドは、皮肉なことにナチュラルな香りへの自然回帰。いわば、香水のスタート地点に戻ってきたよなものとも言えます。

もちろん、天然香料だけでは香りのバリエーションも香りの持続性もほとんど期待できないのが実情。にもかかわらず天然香料主体の香水は今後さらに増加すると予想されます。


アロマテラピーに歩み寄る香水


ある意味、これはアロマテラピーに近い製品作り、製品思想へと香水が歩み寄っているとも言えるかもしれません。

このへんは「香水とアロマテラピー」のページで書かせていただきました。

当社のオーデコロン・スリーピングミストはアロマテラピーではなく香水製品として制作していますが、エッセンシャルオイルなど天然香料主体の香りが特徴の製品です。

オーデコロン・スリーピングミストは香水の今時のトレンドのために制作した香りシリーズではありませんが、「人が心地よいと感じる香り」を考えると自然このような方向性を帯びるのは、自然な姿かもしれません。

自然回帰、このテーマを掲げる香水は今後、香水のますます大きな一大セクションになっていく気配です。


香水とアロマテラピー#2 自然回帰へ向かう香水
香水とアロマテラピー#1 新しい香水トレンド


(2011-05-27)
<風に混じる花の香り | 香水とアロマテラピー#1>
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