香水Bizブログ

日本の香水メーカー武蔵野ワークス
香水創りのブログ (誤字脱字多し、気になる方は近づかないで欲しい)

ペットのフレグランス
ペットの近くでは、強い香水は避けたほうが無難と思う・・ (2020/04/08)

コーギー
( ワンちゃんたちの気持ちが聞ければ聞きたい・・ )


「香水はペットに影響ありませんか?」


この質問、たまに来ます。

そういう心配も出るくらい、ペットは、家族の一員として大切な存在だということ。

かつて、マハトマ・ガンディーは「動物の扱われ方で、その国家の進展具合がわかる」と言った。

ガンディーが活動したのは100年前、人間さえも動物のように扱われることがあった時代の中で、すでにかなり先進的です。


知見が足りない


で、本題ですが、香水のペットへの影響ですが、実は、よくわからないのです。

犬や猫のペットに関して、香りがどのように作用するか、科学的な知見は、かなり乏しい状況。

それらを研究している研究者も、研究している機関も、あまり聞かない。


法律は?


香水は、薬事法の規制対象となっているが、あくまで人に対する法律。

薬事法その他、現行の化粧品・医薬品を規制する法律は、すべて人間が対象であり、ペットは想定外。

法律では、ペットの立ち位置は「モノ」や「器物」、このへんは法律に詳しい人に聞かないと、下手な憶測は言えないが、少なくともペットは薬事関連法の対象でないことは確か。

ペットの健康や安全を守る上で、法律の整備は必要でしょう、今後の課題ですね。


ペット用の香水やフレグランス


「ペット用香水」や「ペット用フレグランス」、米国なら「Dog Perfume」「Pet Fragrance」「Pet Cologne」などがありますが、薬事法の規制対象外で、法的には「雑貨」。

試しに米国Amazonで見つけいた Pet Cologne のページを読んでみたら、「ペットちゃんの次回のお風呂までのニオイ対策」とか書いてあって、どちらかといえば、ペットのためでなく、飼い主さんのための製品。

そりゃそうですよね、ペットの気持ちや好みは、多くの場合、わかりませんし、商品購入は飼い主さんの意志ですから。

もしペットに言葉が話せたら・・と残念なところ。


動物の嗅覚は人間より、よほど優れている


たいていの動物は、人より嗅覚が敏感。

敏感というレベルでなく、たとえば、イヌのニオイ識別能力は、ヒトの100万倍とも1億倍とも言われる。

であれば、人間の香水は、強烈に強く感じるだろうな・・と思うわけです。

だから、ペットに直接香水をつけると、ペットが辛いんじゃないだろうか、と心配になります。

具合が悪くなるんじゃないか、と。


香水でペットが苦しんだ事例は?


ペットへの影響に関する質問には、「ペットにつけることは勧めません、飼い主さんが自分につける分は、ペットの様子を観察しながら、お試しください」と返事しています。

当社香水で、ペットが病気になった、アレルギーになった、拒絶反応があったといったトラブル事例はなく、当社製品がペットに対して直接的に毒性を発揮することはないと推測しています。

しかし、知見が圧倒的に不足しており、よくわからない。

なので、あまり近くでつけないことがベストだと思う。


ペット用シャンプーの場合


ペット用シャンプーは、香水よりも多く商品化され流通している。

ペット用シャンプーを製造しているあるメーカーさんの話では「10倍くらい薄く作っている」と。

ペット用の特別な成分でなく、人用シャンプーの極薄バージョン・・ペットへの影響は未知数なので、安全を考慮すれば、私もそうするだろう。

(2020-04-08)
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