香水Bizブログ

日本の香水メーカー武蔵野ワークス
香水創りのブログ (誤字脱字多し、気になる方は近づかないで欲しい)

香りで、秋の夜長の安眠
よい香りは睡眠を誘う
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何年か前にある大学の先生が「香りのよいシャンプーでぐっすり」という内容の発表をされました。

私たちは、よい香りに包まれていると経験的に眠りに入りやすく、深い眠りが得られることを知っています。それを科学的に実証した点がニュースですね。

前に「安眠香水」というテーマで投稿しました。しかし、「安眠香水」というネーミングそれ自体は薬事法的に問題が推測されます。

よって、開発中の安眠系フレグランスについてそろそろ正式なシリーズ名を決めようとしています。

フレグランス先輩であるヨーロッパでは安眠系の香りはどんな商品になっているのでしょうか?

事情をちょっと垣間見ると、圧倒的に多いのが「ピローミスト」(枕用のスプレーミスト)や「ピロー&リネンミスト」(枕やシーツ、カバー類のためのミスト)。

あちらは「リネンウォーター」や「ハンドウォーター」のように伝統的に様々なものに香り付けを好む文化があるためピローミストは当然あってもよい製品ですが、ピローミストやピロー&リネンミストはよい香りというだけでなく明確に「安眠」をテーマにしている点が特徴です。

安眠がテーマだとすると、配合する成分も、やはり似てきます。

まずは「万能精油・ラベンダー」は欠かせませんよね。

アロマテラピー的には「気持ちを穏やかに不安を和らげ、リラックス、疲労回復」とされるエッセンシャル・オイル。

実験によれば血圧さえも下げるそうなので生理的な影響を与えることができるパワーのある香りです。

エッセンシャル・オイルのいいところは、ほとんどすべてのエッセンシャ ル・オイルが殺菌・防菌・虫除けになる点です。安眠+清潔感の心地よさ。

そして「懐かしく切ない香り・カモミール」もオススメでしょう。

「懐かしく切ない香り」は私の個人的な意見ですヨ。カモミールは、一般にローマンカモミールとジャーマンカモミールの2種類が流通していますが、特にローマンカモミールは「青リンゴ」のような甘い香りと評価されます。

臭いという人もいますので好みは分かれます。

ラベンダー同様、精神鎮静作用があるとされ、心を楽にさせてくれます。

ヨーロッパでは万能の民間治療薬としてのイメージが強いようで日本のヨモギ(蓬)やアロエ的存在でしょうか?

ドイツでは、寝付けない子供のために子供部屋にカモミールを香らせるご家庭が多いそうです。まさに安眠効果を予感させる話です。


次ぎに「ローズ」。ローズはとにかく万能。ローズに安眠作用があることは聞きませんし、実証されているわけでありませんが、ローズの香りに包まれているとそのまま奈落の底まで墜ちていきそう。

経験則的にぐっすりいけるならローズは、やはり欠かせない香り。しかも当社には様々なローズオイルの集積があり原料には事欠きませんし・・・

あともう一つの成分。これは次回お話させてください。


本題に戻ります。「安眠香水」プロジェクトの製品名は「スリーピング ミスト」 または「スリープ ミスト」になりそうです。

Sleeping Mist、Sleep Mist。英語ではどちらも使用される普通名詞です。意味に違いはなく音の好みで使い分けられているようです。

「スリーピング ミスト」も「スリープ ミスト」もいずれもヨーロッパのピロー ミストやリネン ミストのようにモノに吹き付けること想定しています。


香りで、秋の夜長の安眠
安眠香水の時代、来るか?
安眠をテーマにした香水

(2007-10-13)
<金木犀キャンペーン終了 | 香水の付けすぎでファイヤード(解雇)!?>
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