香水Bizブログ

日本の香水メーカー武蔵野ワークス
香水創りのブログ (誤字脱字多し、気になる方は近づかないで欲しい)

今年も「ローズの贈り物」で癒されて
さあ5月です。「ローズの贈り物」がリリースされます。数日前、充填が終わり製品の準備ができました。

オードパルファム(*1)「ローズの贈り物」は、毎年5月と12月限定のため、この時期にしか入手できない製品です。

(*1)現在オードトワレからオードパルファムへのネーミングの移行を進めています。そのためオードトワレとオードパルファムの名称がページや記事ごとに混在していますが、すべて同じ製品です。



なぜ季節限定?


「なぜ季節限定?」は多くのお客様に聞かれます。年間を通して販売するには、製造が大変で、また原料コスト(製品原価)の負担も大きいことが理由です。

しかもオリ(不純物)が発生しやくリスクが高いことも一因です。

「ローズの贈り物」の製造ポリシーは、「溶剤を添加することなく可能な限りローズオイルを溶かした状態で提供する」です。

ローズオイル関連の化粧品製造に関係したことがある方なら「リスキーだ」と感じるでしょう。実際、販売後に白いフワフワしたオリが液体の中に発生し、ご迷惑をおかけしたおかけしたこともあります。

ひどいオリは、商品のお取り替えなどさせていただきすが、多少のオリで気にされない場合は「オリもローズオイルパワーの一部、ぜひ一緒にご使用ください」とお願いしております。

こういうお願いは、お客様が少ないからこそできます。そういう意味で「ローズの贈り物」のお客様が拡大することはカスタマーサポートにとっても負担増で、これも年間販売ができない一因になっています。

「ローズの贈り物」の大量販売はこのようにできませんので各シーズン数百本をめどにお届けしています。



ローズオイルの匂いじゃん?


はい、その通りです。お客様の中には、「これは香水でない。たんにローズオイルをアルコールで溶かしただけだ」と指摘された方がおられました。

実際は、他の香料を多少配合して天然精油のワイルドさを微調整していますが、ポリシーはあくまで「ローズオイル本来の香りを重視」です。当然、ローズオイルの匂いになります。

エッセンシャル・オイルのローズオイルをエタノールで溶かせば、かなり似た香りになります。ローズオイル&エタノールはアロマショップなどで簡単に入手できますので、手作りでも非常に楽しいと思います。



いつのバラ、どのバラ?


「ローズの贈り物」年末バージョンは、その年のブルガリア産ローズオイルを使用と明記していました。また5月バージョンはその前年のブルガリア産ローズオイルと決めていました。

しかし、年度ごとローズオイルの出来映えにバラつきがあること、微妙に余ったり不足したりするローズオイルを無駄にしないために、昨年よりポリシーを変更しました。

「その年以前数年間のできの良いブルガリア産ローズオイル」のブレンドを使用しています。

なお、5月バージョンは、ちょうどバラの開花時期で、いずれにしてもその年の新オイルはまだ生産されていません。

よって通常前年の「ローズの贈り物」年末バージョンと同じローズオイルを使用することが通常です。



ダマスクローズの天然バラ尽くし!


「ローズの贈り物」が、皆様の心に響く香りか、興味ある方はぜひお試しください。

今年はとくにローズウォーターのプレゼント「そのままローズウォーター」がついてくるキャンペーンも行います。

ローズの天然尽くしをお楽しみいただけましたら幸いです。そして、天然パワーを存分に、いいところも悪いところも、すべて含めてお楽しみいただければと思います。


バラの谷が淡いピンク色で埋め尽くされる季節 (2011-04-28)
<オードトワレからオードパルファムへ | 香水マン&香水マダムのイメージ>
page top:▲