香水Bizブログ

日本の香水メーカー武蔵野ワークス
香水創りのブログ (誤字脱字多し、気になる方は近づかないで欲しい)

ローズマリー・プロジェクトのその後
ローズマリーサイコー!という信念に一点の揺らぎもない、が、結果は出ない (2020/01/02)

リンクルケア
( あなたの切実な瞬間を、ローズマリーが救う日が来る! )


ワセリンとローズマリーが出会う


私がローズマリーに関心を寄せるキッカケはベタガードの開発だった。

あのベタベタのワセリンを、ちょっとでも使いやすいテクスチャーに変えてくれる精油を探しているときだった。

もちろん、ローズマリーは、料理用ハーブとして有名だし、最近の東京では、アロエみたいに、どこにでも植えられている。だから、なじみ深い。

ベタガードの精油探しの際、ローズマリーを精油候補の一つとして調べ始めて驚嘆した。

とにかく効用が多い。

ただ効用が多いだけでなく、ヨーロッパ圏では民間療法のハーブとして、数千年の実績があるという点が凄い。


アンチエイジング効果


ローズマリーの効用として、古代では肉の腐敗を遅らせるといったこともあったが、冷蔵庫がコモディティになった現代では、驚嘆される部分ではない。

ローズマリーの凄い部分は、なんと言っても「アンチエイジング効果」。


・若返りのハーブと言われてきた
・記憶力を高める
・発毛効果がある


つまり、肌からシミやシワを取る効果があり、脳を若返らせるのだ。

血管も若返ると言われる(これはウソだろう、血管は消耗品だからね)

そういう実証実験も世界中で行われているし、よい結果が出ている。


ブームになるほどのインパクト


日本でも4~5年前、認知症に効果ありとかテレビで報道されるや、ローズマリー精油が品切れとなる大騒ぎ。

(効果はあるかもしれないが、奇跡はそう簡単に起きない、ブームはすぐに終息した)

ローズマリーのある成分に、強い抗酸化作用、つまり老化の元凶と言われる活性酸素を分解する作用も発見されている。

さらに、まだ未知のアンチエイジング成分が、(おそらく)含まれているということもわかっている、とか。

凄い、実に凄い!


ローズマリーと月桃


ベタガードに合わせるべき精油は、もう私の気持ちの中では、ローズマリー一本だった。

そして、実際にワセリンと合わせてみると、テクスチャーは非常によい、よい案配だ。

ワセリンのくどい粘りが緩和され、香りは薬草のような清涼感。

実によいマッチングと思えた。で、現在のベタガードが生まれたわけだ。

そして、人気のハンドクリームとなり現在に至る。

実は、さらに裏方的な存在ではあるが、沖縄で採れる月桃精油も合わせている。

どちらも似た香りで、効能も似ているが、月桃は和的だし(イメージだけの話だが)、ローズマリーの香りをさらにマイルドにしている気がしている。

みなさまからのベタガードの高評価に気をよくして、2年前から「ローズマリー・スキンケア」シリーズを画策してきた。

柳の下のドジョウというわけだ。


ローズマリー・スキンケア・シリーズ


ローズマリーでアンチエイジング効果を実験してエビデンスを持っている原料メーカーを探して、原料を入手し試作を行った。

アイクリームや、ローション、スキンケア・クリームなど。

この課程で「こまめ」というネイルケア・クリームも制作した。

「ぷらく」という製品も、いつでも作れる状態にしているが、保留中だ。

さらに、ローズマリー農家を探した。トレーサビリティがしっかりしたところから直接ローズマリーを入手するためだ。

今は全て保留中となっている。

昨年は、これらの試作製品を自分に対して試していた。

シミが消えるとか、シワが少なくなるとか、頭皮から髪の毛が生えるとか、そんな奇跡を信じて実験した。

しかし、なんの成果もない、光明さえ見えなかった。

(あのエビデンスは何だったのか?)


仕切り直しの年


少なくとも自分自身にわずかでも光明が見えない限り、人々に向かって、「ハゲにはこれだ!」とは叫べない。

(化粧品なので、いずれにしたって、アンチエイジング効果があることは薬事法上、宣伝してはいけないし、許されない機能だが、今時の化粧品で機能性を持たないものはないことも事実)

ローズマリー・パワーはあくまで信じているが、そのパワーを引き出す手法は今のところわからない。

今年、仕切り直すして、再度トライする予定。


(2020-01-03)
<フレグランス関連の協会と当社 | 香害・・私は軽度の化学物質アレルギー>
page top:▲