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( 香水工場の日常 )

「香りの悩み」・・・取材に答えて、その5
(Q)NYは通年で非常に乾燥しており、夏は気温が35度程度まで上がり、冬は零下15度まで下がる、春と秋のほとんどない気候。このようななか、香水の保ちや香り、ベストなつけ方などの点で、日本とはどのような違いがある?
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(A)香水は、直射日光(特に紫外線)や高温多湿を嫌いますし、温度変化が嫌いです。よって、香水の保管方法は、それらを避けることです。一言で言えば、地下のワインセラーのような、ワインに優しい場所は、香水にとっても理想的な場所です。

湿度の高い日本ではヘビーな香水、甘い香水はまとわりつくくどさを感じることがあります。ニューヨークは乾燥していますので、気持ちよく使用できる香りの種類・レンジは日本より広いのでは?

暑い夏は、やはり爽やかな香りの方が本人にとっても周囲にとっても心地よいですし、寒い冬は暖色系の香り、甘い香りやヘビーな香りも楽しく付けることができます。

ですので、年間を通じて気温の差が激しい場合は、時期ごとに少しずつその季節にふさわしい香りを選ぶというのは、香水ユーザーのスマートな使い方です。

その上で、わざと季節をはずして意外な使う方をされたり、違う香水を重ねづけされる上級者の方もおられますが、まずはベーシックに香りを楽しんでいただければと思います。

ニューヨークは、自己主張や自己表現が必要な土地柄かもしれません。そういう土地ではベーシックな使い方をマスターされた上で、ぜひ自己表現・アピールするための香水の使い方・付け方へとお進み下さい。


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