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( 香水工場の日常 )

香りと脳の関係 (1)・・・なぜ脳の話
何かと「脳の活性化」が話題になる昨今です。「脳活」「脳トレ」「脳活性化」「脳若返り」「脳年齢」・・・なんてコトバもややブーム気味ですよね。


ワークショップ開催の背景


8月初旬、日本橋の三越百貨店さんのカフェで香りのワークショップを開催させていただきました。こちらのカフェでは、毎日何かしらのワークショップを開催されています。集客と同時にお客様サービスの一環かと思われます。

ある雑誌社さんの取材を受けた際に、香りのワークショップやってみない?と打診され、軽い気持ちでお受けした次第です。この雑誌社さんは雑誌記事だけでなく、こちらのカフェさんのワークショップ企画なども担当されているようで、そういうご縁で開催となりました。

ただし、雑誌『ときめき』(世界文化社)の大きなテーマが「脳活」や「若返り」ですので、香り創り+脳活という内容になりました。


嗅覚(きゅうかく)の研究はごく最近盛んになった


もともと嗅覚の研究は非常に遅れていると言われてきました。

が、2004年にコンロンビア大学のリンダ・バックさんとリチャード・エクセルさんが嗅覚の受容体遺伝子に関する研究でノーベル賞を受賞したことで、嗅覚の研究が世界的に脚光を浴びるようになりました。

それまで、視覚や聴覚と比較すると一般に嗅覚の重要性は低いイメージありましたので、このノーベル賞は生物学や医学会だけでなく香水の業界でも話題になったちょっとした"事件"でした。

この事件はもう10年も前ですが、なんか私たちからすれば、つい最近のことのように感じます。

嗅覚は脳の中心部、大脳辺縁系と呼ばれる本能系の脳に直結しているだけに、そのまま脳研究になりますが、当然、わからないことだらけ。しかし、このノーベル賞から嗅覚分野の研究を志す研究者も増加し、研究は大幅に進んみ現在も次々に新しい研究成果が生み出されています。

香りと脳の関係については、日本ではとくにアロマセラピーの分野で研究が盛んになってきていますので、書籍などもだいぶん増えてきました。


体験的に感じる香りと脳の関係


脳の話は、当社には専門外なので書籍や公開されている資料から調べるしかありませんが、それらを読み進めると、香りの仕事をしていて体験的に共感する内容もちらほらあり、おもしろいですね。

そんな情報と体験談を交えてワークショップでは、香水制作実習の前座としてお話をさせていただきました。ワークショップ用に作成したメモを元に何回かに分けて「香りと脳」を書きます。


(続く・・・)

香りと脳の関係 (8)嗅覚のメカニズム
香りと脳の関係 (7)香りで痩せる
香りと脳の関係 (6)リアルに蘇る記憶
香りと脳の関係 (5)香り成分は脳に届く?
香りと脳の関係 (4)再生可能な嗅神経
香りと脳の関係 (3)香りと脳内血流
香りと脳の関係 (2)香りと認知症
香りと脳の関係 (1)なぜ脳の話
(2015-08-08)
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