あれは十数年まえのことです。受験生だった私は第一志望の大学の憧れのキャンパスで、入学試験に挑んでいました。試験が終わり、あまりの手応えのなさに、ああ、玉砕か・・・と絶望的な気分に陥りつつ、このキャンパスに来ることももうないんだろな・・・と感傷に浸っていたところ、どこからともなく甘い香り。ふと見ると、沈丁花でした。今でも沈丁花の香りをかぐたび、あのときの気持ちを思い出します。ちなみに、どういうわけか(?)合格して、めでたくそのキャンパスに通うことになった私でした。
...by hiro
やはり受験会場での記憶は独特な気持ちでよく覚えています。特にできなかったときは「家族になんて言えば・・・」とちょっと悲しい〜