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私の実家の庭には沈丁花の木が10本以上植えられています

私の実家の庭には沈丁花の木が10本以上植えられています。そしてお墓の周囲にも。毎年、早春にはふくよかな香りを漂わせています。それを当たり前のように私は育ちました。ある時、我が家に沈丁花が多いわけを父から聞きました。私が生まれるずっと前に亡くなった祖母が好きだった花だと。だからお墓にも植えたのだと言うことを。そのことを聞いたときから沈丁花のは、会ったことのない祖母を想うものとなりました。そしてそれを植えた父の心を想うと切なくなります。私にとって沈丁花は懐かしい、少し切ない香りです。


...by  ミホ

  ある日、事情がわかったときに突然見方が変わることってよくありますよね。私ごとですが、田舎から東京にでてきて魚がうまいと評判の、とある飲み屋で料理を注文しようとしたとき、メニューにキンメダイの煮魚がありました。千円。「あれっ?」って思ったわけです。キンメダイの煮魚といえばおふくろの18番で、小さい頃から食べていてありがたさもへちまもない料理だったわけですが、あれがここでは千円? 感覚的に理解できない。注文してみて、なんとおふくろの煮魚の方がうまいと思いました。それまで感謝もせず食べてきたおふくろの煮魚がにわかに、感謝していただく料理に変貌してしまいました。

20才まで住んでいた家の庭に、この季節には沈丁花が
祖父は明治生まれの長洲気質で大変気難しく厳しい人で
母は沈丁花の香りが大好きでした
昔は沈丁花を植えている家が本当に多く、花の季節になると
学校から帰ってきてふわっとあの香りがするのが
沈丁花の香りで毎年春を感じています
私の実家の庭には沈丁花の木が10本以上植えられています
あれは十数年まえのことです
小学生の頃、沈丁花があまりにも良い香りなので
中学のころ、当時一番仲の良かった友達が
今から20年以上も前のこと。親元はなれひとり、大学生活を
小学生の頃住んでいた家の玄関脇に沈丁花があり、早春の
夕方、仕事帰りの大好きな人を毎日近くの坂道まで
小さい頃から沈丁花の香りが大好きで、毎年3月頃に
わたしは某有名テーマパークにて仕事をしています