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( 香水工場の日常 )

男性と香水#7 幕末、男達の香水

フランスの王たちに愛された香水


香水の本場、フランスでの話。ヴェルサイユ宮殿を建造したルイ14世は、いろいろと有名なお方ですが、香水好きで香水史に名前が刻まれました。

この国の権力者は、だいたい筋金入りの香り好きです。

香水史に残る有名どころは、ルイ14世、ルイ15世、ポンパドゥール夫人、マリー・アントワネット、そしてナポレオンときます。


ナポレオンのコロン


オーデコロンといえばナポレオンですよね。シトラス系のコロンを浴びるように愛用していたと伝えられています。

皇帝ナポレオンに愛されたケルンの街のフレグランスは、こうして"オーデコロン"(フランス語で「ケルンの水」の意味)というネーミングで香水の一ジャンルまでのし上がる結果となりました。

ここでも男&香水の深い関係がわかります。


幕末のおしゃれ有名人・坂本竜馬


そして、香水に関して日本でも歴史に残る有名人がいました。

司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』には、坂本竜馬が香水を買い求め姉や妻のおもやげにしただけでなく、自分で使っていたことが描かれています。

司馬さんが、どこからネタを仕入れたかわかりません。

だから、信憑性は確認できませんが、新し物好きでブーツを履いて、着物にピストルを忍ばせていたという伝説のヒーローだけに「香水を付けていた」と言われてもありうる話に聞こえます。

映画やテレビドラマではバンカラに描かれがちな竜馬ですが、実際はおしゃれで洗練された人物だったようです。


土方歳三の香水伝説


さらに私の取引先の社長は、竜馬だけでなく、俗に「鬼の副長」と呼ばれた新撰組、土方歳三も香水を付けていたと主張しておりました。

なんでも函館五稜郭へと転戦する際、土方たちはフランス軍の支援を受けており、軍人として洗練されていた土方を気に入ったフランスの司令官が土方に香水をプレゼントしたというのが彼の意見でした。

ネタの出所を聞きましたが、江戸時代から続く彼の家系で言い伝えられている話らしく、要領を得ませんでした。竜馬の話以上の空想も混じっていそうです。

しかし、土方歳三のダンディな写真写りを見るにつけ、香水を付けていても何ら違和感がないところがまた「あり得る話」と酒のサカナになったりします。



この記事は#7

#7 幕末、男達の香水
#6 権力者たちが愛した香り
#5 性別がなくなる香水
#3 検索総数が示す「香水&男」
#2 顧客の男女比
#1 男と女の感性の違い
(2009-12-19)
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