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( 香水工場の )

香る生活


2021年、香水業界・化粧品業界を振り返る・・薬機法の改正で誇大広告は減るか?
振り返るシリーズ第3弾 (2021/12/13)

怪しい広告や誘導・デマ( デマや怪しい広告も多い今時の SNS や Youtube・・ )


薬機法とは?


薬機法(やっきほう)とは、正式名称を「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」といいます。

文字通り、医薬品や医療機器の法律なんですが、化粧品や食品、サプリメントなども対象になります。

改正内容は、いくつかありますが、その中で、SNSやYoutubeで野放し状態にある怪しげな虚偽・誇大広告への規制が含まれました。

たとえば、「○○に混ぜるだけでシミが消える」とか "わずか○○で・・" 「やせる」「シワが消える」「フサフサになる」「白内障が、認知症が、ガンが直る」などの "奇跡" も対象。

SNSやYoutube には、怪しい広告や、デマ・ウソがいっぱいですね。

デマやウソは広告でないと言う人もいるかもしれません。

しかし、広告に見えなくとも、人々を誘導し、何からの製品やサービス購入を促すものは、事実上の広告と見なされ、新薬機法の対象になるようですよ。


「広告会社が勝手にやった」とは言わせない


今までは、SNSやYoutube の広告主は、虚偽・誇大広告は、「広告会社がやったこと」や「アフィリエイトやインフルエンサーが自分の意見を語ったこと」などと逃げることができました。

しかし、今後は広告主や虚偽・誇大広告で利益を上げた人にも課徴金を課しましょう、という内容になりました。

これで怪しげな広告が減るのか、ゲリラ的な戦法を駆使する詐欺グループが、そう簡単に絡め取られるとは思えませんが、多少の抑止力になることを祈ります。


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(2021-12-13)
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