香水Bizブログ

日本の香水メーカー武蔵野ワークス
香水創りのブログ (誤字脱字多し、気になる方は近づかないで欲しい)

九州の櫨6 ハゼ蝋の安全性
●ハゼ蝋の安全性

同じ天然蝋でクリームやメイクアップ製品の原料として人気があるミツロウ(武蔵野ワークスでも練り香水の基材として多用しています)は、ごくまれにアレルギーを示す人がいることが知られています。ハゼ蝋(櫨蝋)はどうでしょうか?ハゼ蝋(櫨蝋)の安全性について質問してみました。

「ハゼの実はカラスの好物ですし、収穫した後のハゼの実は、どこからともなくやってくるネズミたち食べられますので、ある意味、動物実験での安全性は証明されていますね」とニッコリ。

ハゼの木はウルシ科の植物で、ウルシほどではありませんが花や樹液に触れるとかぶれる可能性があるため現地の子供たちは「ハゼには近づくな」と言われながら育つそうですが、漆器が安全なようにハゼ蝋(櫨蝋)製品も安全です。

かぶれの原因は樹液などに含まれるウルシオール(Urushiol)という成分。しかし、ウルシオールはハゼ蝋(櫨蝋)の抽出課程完全に揮発します。

ハゼ蝋(櫨蝋)は、実際口紅の原料や食品(煎餅など)の剥離剤(離型剤=煎餅など焼き上げた後、型から抜く際の剥離剤)として皮膚に触れたり口の中に入れたりする製品として長年実績のある原料です。

また、ハゼ蝋(櫨蝋)は、間違って食べても体内では消化されずに排泄されるため安全です。

「もっとも食べ過ぎればゲリになる人もいますが」と笑っておられました。


(2007-11-22)
<匂い紙・ムエットのいろいろ | 香水売り場のディスプレイ>
page top:▲